プロデュース選挙

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「いま、増税されるのがイヤな人は、清き一票を!」って言われたら、つい入れちゃう人、いっぱいいそう。
消費増税の景気腰折れ対策になるし、
でも2017年4月には必ず増税するから赤字財政への悪影響は避けられるし(景気浮揚の時間稼ぎできる)、
しかも、国民に信を問うた結果だから大義になるし(あとあと増税でゴタゴタしても錦の御旗にできる)、
「三方一両損」的な妙案か、と。
ただ、そうやって「増税か否か」って二者択一的に選挙するのって、なんだかデジャブ感があって。
ほら、小泉さんがやった「郵政総選挙」!
あのときも二者択一で非常に分かりやすい選挙だった。
飯島さんという秘書がいて、その人が仕組んだストーリーだったと聞いてるけど。
今回も、そういうプロデューサー的な人がいるんだろうな。そんなことを思い起こさせる。
それに対して、野党。
全然ダメですね。「アベノミクス失敗隠し」とか叫ぶだけで、何の知恵もない。
多分、安倍さんがこれまでやったことを“声を枯らして”糾弾するんだろうけど、何の対案もなく、アイデアもセンスも見られない。いまのところ。
このまま、安倍さん(のプロデューサー)の戦略に、ぐずぐずと押し切られるんだろうなぁ。
※画像はhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20141118/t10013301461000.htmlより

120万 vs 12万

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音楽セールスで明暗、という話がニュースサイトに上がっていました。
その記事によれば、
>テイラー・スウィフトが定額制音楽配信Spotifyから
>全アルバムを削除する販売戦略を実施し、
>最新アルバム「1989」はリリース一週目売上が
>120万枚以上を超えたニュースは日本でも話題になりました。
その一方で、
>カントリーミュージックの大御所ガース・ブルックスは、
>2001年以来初のスタジオアルバムがリリース第1週目売上が
>わずか12万枚しか到達しないと予想され、
(中略)
>最新アルバム「Man Against Machine 」のデジタル版を
>iTunesで販売することを拒否し、自らが立ち上げた
>オンライン販売プラットフォームGhostTunesのみで販売しました。
同じように音楽配信をキョヒったのに、
一方は大成功、もう一方は今ひとつ、だったと。
あと、僕的には、わざわざオリジナルで配信サイト立ち上げたんだけど、そんなに効果なかった(いまのところ)という点もなるほど、と思った。
テイラー・スウィフトは、ターゲットが若く、TwitterやFacebookなどでのキャンペーンの効果があがりやすかった、
でも、ガース・ブルックスの顧客はSNSとのマッチングが悪く、マーケットを大きく動かすまでには至らなかった。だが、ツアーのチケット売上げは好調で、記事を見る限り35万枚以上が数時間でソールドアウトになったそう。
楽曲を売り上げるか、それとも、ライブや物販で稼ぐか、アーティストの「ビジネスモデル」がいろいろ言われている。
ECみたいなバーチャルで行くか、リアルで行くか、の選択ともいえるわけで。
基本戦略をどこに置くかで、プロモーションとかメディア選択とかも大きく変わる例だといえそう。
それにしても、ガース・ブルックスって、初めて知った。
日本の氷川きよし、的な(笑)
※画像はhttp://mam.garthbrooks.comより

クオリティ < クオンティティ


コンテンツの質で勝負するのはあまり意味がない、というコンテンツ(笑)を発見。
前回の「クリエイターの4箇条」に引き続き、引用エントリだけど。
「コンテキスト」とかをキーワードに展開しているけど、
広告の用語で言うと、↓のようなことか、と。
 ブランディング(=差異化、個性化)
  ↓
 ブランディングに基づいたコンテンツ配信
  ↓
 ロイヤリティ獲得
  ↓
 集客(後はコンテンツ配信でサイクルを回していく)
要は、そのコンテンツの中身。
広告出身だと、どうしても広範でパブリックなターゲットを考えてしまって、ある意味“しゃっちょこばった”ページや体裁になりがち。それをクオリティとも呼ぶんだけどね。
そうじゃなくて、もっとカジュアルにして、個人が発しているような言葉使い、ざっとメモ書きのようなものでも、画像だけポンと載せただけでも、そのサイトのブランディングに合致してればオッケーじゃね?
SNSと連携が必須な以上、カジュアルな見え方じゃないとダメだし。
っていうことかな、と。
Webメディアは、
発信回数を増やしてアクセスを呼んだ方がいいので、
ま、そういう意味でも「質より量」ってことなんでしょう。
前回のクオリティの話と絡んで、これまでとはコンテキストの違う制作の方法かと。
※画像はhttp://official.ameba.jpより

クオリティ? クオンティティ?

というエントリを見つけました。
そうだよなー、と、おおむね同意。
特に「その2」、ギャラとクオリティの関係は、そうなんだけど、だけど悩ましいよな。
僕ら「20世紀人」は、印刷媒体あがりなので、
「入稿しちゃったら、修正が効かない」っていうことで、どうしてもいろいろ詰め込もうとする。
コピーはもちろん、ベストな画像とか、もっと良いコピーとか画像とか、、、
リキんじゃうんだよね。要は。
だけど、Webの時代になってそれがガラッと変わって。
とにかく上げちゃってから、良くしよう、と。ベストエフォート的なやり方になった。
だけど、どうしても印刷のときのクセが抜けなくて、上げる間際まで往生際悪くごにょごにょしたりして。
なので、手間=コストがかかってしまったり。
また、手間を抜く=クオリティを下げる、という呪縛もあり。
いちど染みついたクセは、なかなか抜けるもんじゃないですね。やれやれ。。。
とはいいつつも、このままじゃ、立ちゆかなくなるのは目に見えているわけで。
なんだかとりとめというか結論もなく、堂々めぐりの気分がそのままテキストに出ちゃってますが。
そんな感じで、考え方とかやり方を変えないといけないよな、とぐるぐる思っていたところに、冒頭のブログエントリが。
アイタタ、痛いところ突かれちゃったなー、というのがホントの気分かな。

いまさら辞めるって言われても、ねぇ。

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よそのおじさん(第三者機関)に「お前のやったことは間違い」だって言われたので、このまえ記事を取り消したことは間違ってなくて正しかったので、これまでの間違いを正す意味で辞めます、っていう感じ?
もうちょっと自分で判断できないのかな。報道機関でしょ。事実をどうやって判断して記事にしてるの?
それより、「どうしてあんな記事にしちゃったのか」「何が目的だったの」「誰をどんなふうに誘導したかったのか」という僕の根源的な疑問がいまだにあるんだけど、僕が紙面を読んだところ、それを自己反省する記事とか、これからしますよとかいう発言はどこにも見当たらなくて。これは原発と慰安婦、ふたつの記事に関して、どちらもですね。
そういう意味で全然、「読者の声」に応えてないんですが > 朝日新聞さま。
契約の関係で講読は来年の1月まで。それまでに進展はあるんだろうか。
それ以降、紙面でこの顛末を終えなくなるのが、いちばんのザンネン?

最後は完全にヒールになってた、錦織くん。

フェレールとのラウンドロビン3戦目。いやぁ、強かった。
コートにでんと構えて、必死のフットワークで返してくるフェレールのボールを、打つというよりさばく感じ。だけどボールの勢いが鋭いので、エースになってしまう。サービスも鋭い球足でエースをとってたし。
終始、無表情。対してフェレールは闘志を前面に押し出して向かってくるので、見る方はどうしても彼の肩を持ちたくなる。
特に3セットめは圧巻。なにごともない表情で、淡々とラブゲーム。ついこの間まで世界のトップ3だった選手を、ここまで追い込んでしまうなんて、まさに憎らしいまでの強さ。錦織くんより、フェレールの方に拍手を寄せる客席の気持ちも、分からないでもない。
まさに昇竜の勢い。
世界で飛躍する日本人をこれまでたくさん見てきたけど、短時間でここまで上りつめたのは、あまり記憶がない。
彼の勢いに押されるように、テレビのライブ中継も決まった。

この若者は、どこまで上りつめるんだろう。

※画像はhttp://news.tennis365.net/news/today/201411/102545.htmlより

東京運転免許工場?


2時間10分と、3,450円。今日行ってきた運転免許の更新、かかった時間と費用です。
おかげで昼前にはもう仕事に。
免許センターでは、列に並んだのは最初の受付だけ。
その後は平日と言うこともあり、眼の検査も写真を撮るのも待ち時間ゼロ。平日にわざわざ出かけた甲斐があった、というもの。
検査とか写真とか、何かやるたびにぐるぐるセンター内を歩き回るんだけど、そのためにフロアに誘導のためのカラーテープが貼ってあったり、場内はまるでJIT(Just In Time)を追求している工場のよう。以前よりもちょっとだけカイゼンが進んだような?
そういうおかげもあって、スムーズに講習へ。で、講習が終わったらものの5分とたたずに新しい免許が手元に。
手にした免許には、臓器のドナー提供の欄ができていたり、プライバシー保護で本籍の情報が免許内蔵のICチップに格納されたり、免許もバージョンアップ。
効率の良い工場で2時間ほど取材した、そんな気分でした。

脱力新聞

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「決闘罪」って、明治22年の法律!

今日の新聞地方欄、久々にほのぼのしちゃいました。
この地域のチームのリーダーが、
「決闘」をしそこなって警察に見つかって、
「おまわりさん」が特別に作ったチームと、
「ソフトボール」の試合で更生を誓う、
という話。決闘とか警官とか血なまぐさいキーワードが並んでいる中、「ソフトボール」で脱力感が全身を襲います・・・
なんだか昭和(ルーツは明治)の香りが漂うし、
そもそも、不良グループ(?)って、ソフトボールできるんだろうか。
おまわりさんの方が、強すぎない? ハンディキャップつけた方が良くない?
2チームのメンバーを合併させるらしいんだけど、練習やるのかな。やったとしても、ケンカにならないかな。
お巡りさんたちはどんな顔で迎えるんだろう? で、終わったら何か訓示的なことをやったりするのかな。
そもそも、「更正」って、どうやるの?
久々に、ツッコミどころ満載というか、想像をかき立てる記事でした。
※記事は朝日新聞11月13日付多摩地方版より

ミッキーマウスまんじゅう

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中国か、ここは! って思わず突っ込んじゃった!!

上野動物園の正門前にある遊園地? まだあるんですね、このキッチュな雰囲気。

にこやかに入場を誘っているのは、7人のこびと?にしては足が長い!?
で、中に入るとちょっと耳が大きなぞうさん(笑)がぐるぐると空を飛ぶ乗り物とか、とか。

ちょっと前に問題になった中国のマネっこテーマパーク、パクリパークの風情。

もちろん、ピカチュウとかアンパンマンの「正規モノ」もあって、外に向かってどーんとアピールしてたりするんですが。

そういえば、ディズニーランドができた直後、あのときは東西線の浦安からバスで行くしかなくて(だって京葉線ができてなかった)、駅前に新しくバスターミナルが作られたんだけど、そこに行く道の両脇にいろいろ怪しい店がでてた。

「ミッキーマウスまんじゅう」なんて、当たり前のように並んでたしね。他にディズニーっぽいアクセサリーとか、バッグのカタチした何かとか。もちろんどれも許可なんて取ってない。
中国パクリパークのテイストそっくりなミッキーもどき、ミニーもどきとかが、いまから30年くらい前の浦安ですでに並んでたわけ。

そんなふうに、日本では僕が見る限り80年代くらいまでは、パクリとかマネッことか、よく見た光景で。このキャラはアレから作ったな、これはあの人気商品のマネだな、なんてのは日常茶飯事。駄菓子から家電、ファッション、さらにクルマとかまで。

まさに、どんな商品も、パクって便乗して売れて育った!?

だから、中国がパクリ大国とかあんまり言い過ぎるのは、天に向かってつばを吐くようなモノ。

パクリなんて、成長の過程でみんな通ってきたけもの道、みたいなものだよ。

来年はどうなる?

去年は三の酉、ギリギリセーフだったので、今年は早々と一の酉に。

早朝なので、屋台は準備中。熊手屋さんも飾り付けの真っ最中でした。
そんな情景を昇ったばかりの朝の陽光がピカピカと照らします。きれいで、何だかとってもいい気分。早起きは三文の得!
これだけで、来年は良いことがあるような気になってきた。ある種の催眠効果、かな?