「お約束」のブログアップです(笑)

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「無事に家に帰って、ブログアップするまでが、お約束ですからねー」

12日のいちばん面白かったフレーズ。サーキット走行会でのことです。

サーキットを走りたくて、クルマをSUVからスポーツタイプに替えました。最近はサーキット走行会がいくつも行われていて、気軽に参加できます。普段乗っている自分のクルマでサーキットを走ろうというモノで、費用は一回につき2万円ほど。レースではないので、その分事故はほとんどないのですが、危険なことには違いないので、ヘルメット装着などいくつかお約束はあります。

その最大のお約束が、冒頭だと主催者は言ってました。

クルマに乗る人が減っています。ということは、こういう「遊び」をする人も減っているわけで。レース関係者はかなり危機感を持っています。最大イベントのF1でさえ、鈴鹿サーキットで過去50万人規模の動員を誇ったのに、今は15万人規模にシュリンクしています。

各地のサーキットで開かれている、こうした走行会のような小さなベントから地道にファンを増やすことが、業界全体を持続発展させるための第一歩と位置づけているのだと思います。

この日は無料スイーツビュッフェやヘアスタイリストによるカット&アレンジといった催し物も用意されていました。クルマに乗ってきた本人だけでなく、いっしょに“連れてこられた”奥さんや彼女、子どもたちも楽しめるように、との配慮だそうです。

さらに、こうしたイベントがあること自体をクチコミで広めてね、ということから、「ブログアップまでがお約束」なのだそうです。

というわけで、僕もこのブログを書いているわけです(笑)。

バーチャルも大事、リアルも大事。

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昨日の日曜日は、富士吉田で開かれたクルマ好きのイベント「富士トリコローレ」に参加してきました。どしゃ降りだったのに、けっこうな人とクルマが集まりました。

台風の影響で朝から雨がザーザー降るバッドコンディション。
そんな中でも、クルマ好きが大勢集まって、雨が降って寒いことも忘れてしゃべったり、他の人のクルマを見たりして楽しんでました。

今回は、イタ車と呼ばれるイタリア車、それも最近のクルマが中心のイベントでした。こういう感じで、ドイツ、フランスなど、輸入元の国別に開かれるイベントがあります。国産でもメーカー別や車種別、地域別などで小さいイベントがたくさん開かれています。その他に、オープンカーだけのイベント、クラシックカーなど年代別などなど。
さらに、サーキットやジムカーナ場を借り切っての走行会、ランチミーティングなど、体験型のイベントもいっぱい。
また主催者もメーカー自身をはじめ、オーナー有志、販売店やショップ主催によるもの、自治体イベントの協賛など多種多彩。

ホンダが少し前に作ったスポーツカー「NSX」のオーナー有志がミーティングを開いたら、それを聞いた栃木県警が自分たちが持っているNSXのパトカーを“出動”させた、というエピソードもあったそうです。日本の警察も、なかなかやります!

インターネットのおかげで、いろんな人があっという間につながるようになってきました。僕がこの日一緒だった人たちと知り合ったのも、クルマ好きのSNSのおかげ。スマホやパソコンで、画面上でやり取りしているだけでもけっこう楽しいモノです。

でもこうして会って話して、一緒の時間を過ごすと、もっと楽しい。
降りしきる雨の中、インターネットのバーチャルの効用と、リアルに会うことの大切さ、その両方をあらためて感じた一日でした。

※画像は、昨日は雨でそんなに撮れなかったので、今年4月に僕が参加した「アバルト・ドライビング・アカデミー」のワンカット。

世界企画

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フォーミュラEというカテゴリのカーレースが始まりました。ざっくり言うと、F1の電気自動車版です。

F1などのモータースポーツを統括しているFIAの公認競技なので、こういう言い方はヘンですが、きちんとしたレース。F1で戦っていた鈴木亜久里さんのチームをはじめ、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリスなどのレーシングチームが参戦しています。ドライバーの顔ぶれも、日本から佐藤琢磨選手をはじめ、F1経験者がずらり。

また、全10戦、すべてストリートコース、つまり街中の公道で戦われることも特徴のひとつとなっています。初戦は北京、オリンピックでよく見た「鳥の巣」のスタジアムのまわりを周回するコースが設定されています。今後、アメリカや南米、ヨーロッパの各国を転戦するようです。

どんなものか、ちょっと興味があったのでテレビ中継を見たのですが、F1似のマシンがほとんど音もなく通り過ぎていきます。そのスピードも、F1を見慣れた者としては、はっきり言って大したことない。スピードも音も、迫力がないんですよ。

近年のエコロジー意識の高まりで、電気自動車など代替エネルギーのビークルに期待が高まっています。F1のように石油資源を消費して二酸化炭素を出す、これまでのレースになかなかスポンサーが集まらなくなっています。それだったら、エコロジーな電気自動車のイベントなら、スポンサーになったり、あるいは技術開発の一環として協賛する企業も出てきそうです。

さてさて、この新しいカテゴリのスポーツ、世界で定着するのでしょうか?

※画像はhttp://www.tv-asahi.co.jp/formulae/より

※0916追記:これを中継した民放地上波の放送は、ゴールまで時間ないに放送できなかったそうですね。予選しかチェックしてなかったので知りませんでした。新イベントのスタートらしい、ゴタゴタした状況だと思いました。

アクセスもイベントのうち

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昨日に続いて、「そうかえん」の話題です。行き帰りがとても大変でした。

演習は、10時から12時まで。その2時間のイベントを見るために、朝4時から夕方5時まで、まる一日かかりました。

そもそも、自衛隊の演習場はパブリックな場所ではないので、交通の便は良くありません。へんぴな場所にあるといった方がいいでしょう。混雑を想定してマイカーは規制され、バスかタクシー、あるいはてくてく歩いていくしかありません。
そこに最近、ネットなどで話題になり、見たい人がワッと押し寄せるようなことになっています。前の日から来て待っている人もいたようです。すごい!

そのせいか、明け方4時に御殿場に着いたにもかかわらず、駅周辺の駐車場は満杯! なんでも夜中0時にはその状態になっていたようです。
何とかクルマを置いて会場に辿り着くと、こんどは人の行列。スタンドに座るまで2時間かかりました。

終了後、帰りの列についたところ、会場を出るまでに1時間半、タクシー待ちの列で2時間、御殿場市街地に置いたクルマに辿り着いたのは、夕方5時になっていました。

少し状況を甘く見ていたとは言え、大変でした。「もう来年はいやだな」と言いながら待機列に辛抱強く並んでいた人を何人も見ました。
その一方で、迷彩柄の服やグッズを身に纏い、いかにもおたくのような人もけっこういて。そういう人は、来年も前日から用意周到にやってくるでしょう。

「そうかえん」は、本来、新人自衛隊員に装備やその使い方の実際を見せるのが目的。それを一般の人にも周知するために解放することになった、ということなのだそうです。
集団的自衛権の問題で、自衛や戦争について話題や関心が集まっているように思います。僕は、この演習を見ていろいろ考えさせられました。もっとたくさんの人に見てもらいたいと思いました。

でも、行き帰りでとても疲れてしまったので、この意義あるイベント自体の印象や感想よりも、「疲れた」「大変だった」という記憶の方が大きくなってしまいました。

見応えのあるいいイベントだったのに、とても残念です。
イベントで体験した良い記憶や印象をそのまま自宅まで持ち帰ってもらうために、無理のないアクセスは重要だな、と痛感しました。

継続こそ、人気なり?

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ワールドカップという“お祭り”が終わって、サッカーの世界では、Jリーグという“日常”が始まり。そんなわけで久々に、FC東京のホームゲーム(対仙台)へ。結果は3−0の快勝でした。

何と言っても、守備が落ち着いていましたねー。相手はサイド攻撃を多用してきましたが、きちんと対応していて、点を入れられる感じしませんでした。

そして、しっかりとした守備から速い攻撃。今日は平山が前戦で効いてました。調子も良さそうです。ムリ目な体制でも、パスをきちんと捌いていたり。

前半だけで3点取って、後半はそれこそ、消化時間のようでした。松田とか新しい選手を見てみたかったのですが、ま、それは贅沢な要求かもしれません。

スタンドを見わたすと、いろんな人がゲームを楽しんでました。

若い人や小さい子どもを連れた家族はもちろん、シニア世代のご夫婦から、アラサー、アラフォーくらいの女性だけのグループなどなど。

東京のゲームは、味スタが2001年にできる前から見ているのですが、あの当時はいかにもサッカー好きのお兄ちゃんたち、あるいはそのお兄ちゃんに連れられてきた彼女や女性たち、という感じでした。

きちんとした本拠地ができたおかげというのもあると思います。また、地元の自治体や商店街などの努力や協力のおかげもあるでしょう。でなければ、万年中位(一度はJ2に落ちたし)のチーム(失礼!)に、こんなに人が集まるわけがありません。
この日は、ゲーム直前に雷雨があったせいか、ちょっと少なくて観客は約1万5千人。普段ならどんなゲームも2万人以上は集まっています。ワールドカップ前に開催されたセレッソ戦なんか、4万人以上を集めました。
味スタがオープンしたて、つまりFC東京がこの地に来た当初は、観客1万5千人はわりと普通だったんですけどね。いまでは「ちょっと少ないな」なんて思うようになって。
その間、13年。時間をかけてきちんと育てると、いろいろ結果もついてくるんだな、と当たり前のことですが、再認識したわけです。
あ、そうそう。今年から新しくはじめた、アイドルとコラボの「アイドロング」のアトラクション、今日もやってました。
聞けば、友人の友人がそのアイドル目当てで味スタに来てたそう。サッカーのゲームにアイドルヲタも巻き込むなんて、日本らしいアイデアだと思いました。