世界企画

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フォーミュラEというカテゴリのカーレースが始まりました。ざっくり言うと、F1の電気自動車版です。

F1などのモータースポーツを統括しているFIAの公認競技なので、こういう言い方はヘンですが、きちんとしたレース。F1で戦っていた鈴木亜久里さんのチームをはじめ、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリスなどのレーシングチームが参戦しています。ドライバーの顔ぶれも、日本から佐藤琢磨選手をはじめ、F1経験者がずらり。

また、全10戦、すべてストリートコース、つまり街中の公道で戦われることも特徴のひとつとなっています。初戦は北京、オリンピックでよく見た「鳥の巣」のスタジアムのまわりを周回するコースが設定されています。今後、アメリカや南米、ヨーロッパの各国を転戦するようです。

どんなものか、ちょっと興味があったのでテレビ中継を見たのですが、F1似のマシンがほとんど音もなく通り過ぎていきます。そのスピードも、F1を見慣れた者としては、はっきり言って大したことない。スピードも音も、迫力がないんですよ。

近年のエコロジー意識の高まりで、電気自動車など代替エネルギーのビークルに期待が高まっています。F1のように石油資源を消費して二酸化炭素を出す、これまでのレースになかなかスポンサーが集まらなくなっています。それだったら、エコロジーな電気自動車のイベントなら、スポンサーになったり、あるいは技術開発の一環として協賛する企業も出てきそうです。

さてさて、この新しいカテゴリのスポーツ、世界で定着するのでしょうか?

※画像はhttp://www.tv-asahi.co.jp/formulae/より

※0916追記:これを中継した民放地上波の放送は、ゴールまで時間ないに放送できなかったそうですね。予選しかチェックしてなかったので知りませんでした。新イベントのスタートらしい、ゴタゴタした状況だと思いました。