フリーテル乗り換えプロジェクト vol.3:料金プランは従量制がいい(かも?)

格安格安っていうけれど、ホントにどれだけ安くなるの?という興味もあってチャレンジしたフリーテル乗り換えプロジェクト(っていうほど大げさなモノでもないけれど)。
リマインダー代わりに順不同で思い付くままに書き連ねて3回目の今回は、「じゃあ、どのプランにしよう?」というテーマ。

まず、これまでわが家が使っていたauの料金プランは、「カケホとデジラ」と呼ばれるプラン。
基本使用料:3,000円(LTE料金込み/家族割込み)
データ定額:3,500円(2GB)
 合計 6,500円

この金額にauスマートバリューなどの割引きがあり、だいたい4,000円前後の携帯電話料金を払っていたわけです。

じゃあ、フリーテルのプランをどうするか考えたとき、ひとつの気付いたことがありました。それが、

「定額=おトク」は思い込みだ!

これまで、携帯電話を使っていてその料金が加算できたり、それで社会的に批判が起きたりしたことに対して、携帯電話会社からの対応策として出されたのが、「定額化」でした。先のカケホとデジラもそうだし、もっと言うと、インターネットプロバイダの接続料なんかも同じ。

これまでの利用時間に比例した料金加算=従量制料金は高い!
だから、おトクなパック料金=定額を用意しました、
という流れ。

なので、僕らの中に「定額=おトク」という思い込みがすっかり染みついていたと思うんです。
そんなわけで、フリーテルの料金プランを決めるときも、まず定額から、という気持ちでした。

そんな話を近所のヤマダ電機(フリーテル取り扱いあり)でしていたら、店員さんから次のような指摘。
「格安スマホは、定額料金はもったいないです。せっかく安い通話料なんだから、従量制で安く使い倒した方がいいですよ」と。

フリーテルの料金プランは上手くできていて、うちが使いたい通話込みのプランだと、
定額プラン 3GB:1,600円
従量制プラン3GB:1,600円(使っただけ安心プラン)
と、同じ料金。

https://www.freetel.jp/sim/charge/ より
https://www.freetel.jp/sim/charge/ より

利用するのはうちの奥さんで、彼女の場合、月によってけっこうばらつきが大きい。特に最近はYouTubeの楽しさを覚えたらしく、データ通信量が月間3GBで足らないことも。その一方でいろいろ忙しかったりすると、ぜんぜんデータ通信しなかったり。通話も子どもの会合があったりするとなんだかんだと大奥なりがちだけれど、ほとんど通話しない月もあるし。

そういう利用状況も考えると、別にムリに定額にしなくてもいいか、という気持ちも出てきて。
さらに、さっきの店員さんの「どうせ安いんだから従量制で」というオススメもあって、従量制(使っただけ安心プラン)にしたわけです。

このプランなら、多めに使っても(彼女のこれまでの最大は4GB未満なので)5GB:2,220円で済むし、ほとんど使わない月なら、もしかしたら1GB:1,199円で収まるな、と。
これまで月4,000円程度払っていたから、1,800円から最大で2,800円くらいは安くなる見通しに。

このプランの最低料金は100MBまでの999円だけど、最近のデータ通信の状況を見ても、さすがにこれはないかな。たぶん、この金額は、広告用の人寄せパンダ的な設定だと思うし。まあ、ほとんど使わないでこの金額になればラッキーだし。

ということで、うちの場合は「使った分だけ安心プラン(ドコモ回線)」に決定。

しかし、長年の思い込みで「定額の方がおトク」って信じてたけど、
フリーテルのような格安スマホの登場で「従量制の方がおトク」に変わるような気がする。

※Top画像はhttps://www.freetel.jp/price/sim/より

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フリーテル乗り換えプロジェクト vol.2:MNP番号取得してからSIM契約した方が間違いがない

ケータイ(スマホ)の登録はずっとショップまかせだったので、いざ自分でMNP&格安ケータイに替えてみようとしたら、いろいろ大変だった。という人(=僕)のエントリです。

今回はその2回目。1回目(vol.1:SIM契約はMNPと同じ名義に)はこちら。

今回は、格安スマホではSIMを買わないといけないのですが、いつ買ったらいいの?ということについて。
前回のプロセスで言うと、、、

1.どの格安スマホにするか
 →今使ってる機種(iPhone5C)は使える?
 →値段はどの会社が安い? 使いやすい?
2,スマホの会社決定(フリーテルを選定)
 →プラン選定
 →口座開設、申込み
3.MNP申請  ←今回はココ
4.MNP乗り換え手続き〜開通

MNPするには、まず契約している電話会社に連絡してMNP予約番号を取得、それを次の携帯電話会社に伝えればOK、という段取り。

ちなみにうちが契約していたauではこんなふうに書いてある。
余談だけど、ウェブサイトから「MNP」で検索をかけるとまず、MNPをやめるようにいろいろ説得される。料金が高かったら安いプランもありますよとか、いま使ってるケイタイのメアドが使えなくなるよなんて脅されたり(笑)。そういうページを2〜3やり過ごして、やっと上記のMNPの方法に辿り着く。うちの奥さんは、このページ構成に心的圧迫を受けたそうだ。そりゃそうだ。

MNP予約番号はすぐ取れるし、当人(奥さん)がバタバタしていて忙しかったので、まずSIMから買ったわけです、うちの場合。
乗り換え(MNP)の手順を教えてください。___FREETEL_フリーテル_
ウェブサイトにも、こんなことが出ていたし。サポートに電話して確かめたところ、MNP予約番号がなくてもSIMは買えると明言してたし。

そうしたら、そのあと面倒なことに。
前提として知っておいていただきたいのは、主に次の3つがあるということ。
◎新しい電話番号が入った、番号入りSIM
◎MNPで前から使っていた電話番号を入れた、NMP・SIM
◎MNP前提でまだ電話番号が入っていない、カラSIM

今回、僕がSIMを買ったのはフリーテルのウェブサイト上で。
僕の場合はカラSIMが欲しかったので次の手順で購入した分けです。
1.「SIMのみ購入する」を選ぶ
   ↓
2.プランとSIMのサイズ選択
   ↓
3.個人情報入力と、MNP選択等
   ↓
4.購入手続き

このとき、僕は「3」のMNP選択のところで、「MNPを利用しない」を選んでしまったらしい。
「らしい」と人ごとのように書いたのは、記憶にないから。
お客様情報の入力
あえて推測すると「SIMのみ購入する」で入ってきたので、「3」でMNP利用を聞かれたときに「今回はやらない」という意味で「利用しない」を選んでしまったと思われます。

ここで「MNPを利用しない」を選択すると、自動的に番号入りSIMを購入することになってしまう。そんなわけで、僕がMNP前提で番号なしで買ったと思っていたSIMは、実はバリバリに使える番号入りSIMだった、ということに。
カラSIMのつもりが、番号入りSIMだった、と。

どうりで、SIMに同梱されてくるはずの「MNP切り替えセンターの電話番号」が見あたらず、
その割に、MNPしてないのになぜかSMSが使えたりしてたわけだ(このときは、登録用に仮の電話場号が入っているのか、と思っていた。恥ずかしながら)。

サポート人といろいろすったもんだのあげく、その番号入りSIMは一度解約して、カラMNPを買い替えるハメに。。。OTL
その際、ウェブサイト、MNPの項目で「利用しない」を選択すると、「SIMに番号を入れて届けますよ」といった、僕みたいなド素人にも分かりやすい注釈があれば良かったんですけどね、とサポートの方に苦言を呈しておきました(笑)。ええ、実際は、選択した僕が悪いんですけどね。

そんなわけで、僕みたいに格安スマホMNP初心者は、変なこと考えずに

MNP予約番号を取ってからSIM注文した方が、間違いない

これが、今回の教訓かな。

ちなみに、MNP予約番号が手元にあれば、
SIM購入時にその番号を入力
 ↓
MNP・SIMが届く
 ↓
MNP切り替えセンターに電話する
 ↓
開通(メデタシメデタシ)

という手順。
実際、番号入りSIMで僕が最初にかりそめの開通(?)をやったときには、SIMを端末に差してすぐに使えていた。あの感じでMNPもできるんだと思う。

僕みたいに申込みの手順さえ間違わなければ、MNPであろうが新規だろうが、手間取ることなくスムーズに開通できそうだ、と思いましたね。そのあたりの設定やシステムは、わりと充分に作り込まれている感じ。

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フリーテル乗り換えプロジェクト vol.1:SIM契約はMNPと同じ名義に

突然ですが、格安スマホに乗り換えようと思いました。

ちょうどうちの奥さんの契約の“2年縛り”が解けるので、やってみようか、ということに。
プロセスとして次のようなことがあるけれど、

1.どの格安スマホにするか
 →今使ってる機種(iPhone5C)は使える?
 →値段はどの会社が安い? 使いやすい?
2,スマホの会社決定(フリーテルを選定)
 →プラン選定
 →口座開設、申込み
3.MNP申請
4.MNP乗り換え手続き〜開通 ←いまココ

うちはいま「4」に来たところ。
以前よりは簡単になって、Webでもイロイロできるようになったけれど、やっぱり慣れないことなので、いろいろ「あちゃー」なことがありました。
で、リマインダー代わりに気付いたことをメモしていきたいと思います。

今回の「あちゃー」はコレ。

MNPの名義人

奥さんのスマホの名義は、奥さん本人。支払いは私。
フリーテル移行時も、私が支払うので、ついうっかり私の名義で申し込んだわけです。
同社のウェブページに代金引き落とし用のクレジットカード登録があり、それが通信料支払いにもなるので。

ただし、そうやると、手元にやってくるSIMは私の名義になります。

MNPする場合、同じ名義でないと移行できない(ということをMNP移行手続きとき初めて知った)。
奥さんの名義 → 私の名義で開通したSIMにはそのまますんなり移行できない。
奥さんの身分証明とかいろいろ必要になるわけ。

開通手続きのときに、これですったもんだしたわけです。

というわけで、教訓めいたことを書くと、、、

新しくSIM契約するなら、MNPの名義と同じに

フリーテルの場合、基本的にウェブサイトからマイページを開設して申し込むことになりますが、その際、マイページの名義をMNPする回線の名義人と同じにしておくと、すんなりいきます。
うちみたいに、名義人と払う人が違う場合は、要注意です。

ちなみにウェブサイト登録時、名義人と支払う人が違う場合は、マイページを名義人の名義で開設(うちの場合なら奥さん名義)し、支払い用のクレジットカードを登録するときに、支払人の名義のクレジットカード情報(うちの場合なら私の情報)を入力します。

またその際、免許証などの身分証明書が必要になりますが、これは名義人、支払人の両方に必要となります。
(支払い人を家族以外の人にすることはできないという情報もあり、要確認)

うちはどうしたか?

ヨドバシカメラにフリーテルの窓口があり、そこでやってもらいました。
ただそのときも、名義人と支払人、2人で(うちだったら夫婦)で行って、それぞれ身分証明書をかかりの人に提示する必要があります。

窓口に出向く必要はあるけど、ぜんぶその場でできて、やっぱりこういうときは窓口があると便利ですね。

その他にも、SIMの申込みのときにちょっとしたミスですったもんだがあったりで、結局いろいろあったんだけど、それはまた次の機会に。

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日本っぽいアプローチで、キャッシュレスが進んでいるな、と実感した大型連休。

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「けっこう使えるじゃん、au WALLET」
この連休の収穫といえば、これか、と。

実はこの連休、現金をあまり使わなかったのです。
かといって、ケチってどこにも出かけなかったわけではなく、何も買わなかったわけでもなく。
買ったり支払ったりする際キャッシュを使うことが少なかった。という言い方が正しいかな。

5月3日は友人とクルマで千葉の袖ケ浦へ。
4日、5日は、家族で二子多摩川に行ったり、普段行けない「旧古河庭園」などを見て回ったり。
その間、ランチしたり、買い物したり、クルマにガソリンを入れたり、いわゆる消費行動をいろいろやったわけだけど。

お店でのちょっとした買い物やコンビニの支払いにはプリペイドの「au WALLET」を、
電車の移動や自動販売機では「Suica」を、
ガソリンはシェルの決済サービス「Easy Pay」、
高速道路の料金支払いは「ETC」、
その他、服などちょっとした買い物はクレジットカードを、
それぞれを利用したわけ。

その結果、連休前に2万円、ATMから引き出して財布に入れておいた現金は、連休が明けた7日現在、まだ5千円とちょっと残っている。
子どもが友だちだけで遊びに出かけるので、3千円を手渡したりしたので、実質、キャッシュで使った額は1万2千円程度、ということに。

その現金は何に使ったかというと、
旧古河庭園の入場料(300円/2人)、建物見学料(1600円/2人)、Suicaの使えない郊外の自販機での飲料購入(120〜150円)、郊外ドライブインの飲食支払い(カード自体がまったく使えない)、といった感じ。

まだまだ現金が必要なシーンはあるけれど、約1週間続いた休暇中、外出先でもかなりカードが使える、つまりキャッシュレスで過ごせることが分かった。

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特に、au WALLETはかなり使えると思った。
このカードはポストペイ、つまり後払いではなくSuicaなどと同様の、カード内に登録された金額分を使用するプリペイドカードであること。
で、Suicaが非接触のRFID(FeliCa)でデータのやり取りをするのに対して、au WALLETは一般的な磁気読み込み式であること。
また、プリペイドの支払いはauの通信料と合わせて支払うことになっている。

au WALLET、もう一つの特徴はサインレスで使えることで、対応したコンビニなどではサクッと手軽に利用できる。
でも、サインレスで使えるのはごく限られた提携店舗のみ。その他の店舗では通常のクレジットカード同様にサインが必要となる。この“ひと手間”がイヤでなければ、使える店舗が格段に増える。

実際、この連休中、僕の行動エリアの中でサインレスで使えたのはセブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニのみ。
その他の、ドンキホーテや二子多摩川のライズといったショッピングセンター、ランチで入ったお店などではサインが必要だった。
けれども、クレジットカードが使える店なら使えるし、どの店もイヤな顔をしないで普通に対応してくれた。

またau WALLETはプリペイドなので、最初にいくらかの金額をチャージしておく必要があるが、Suicaなどと同様になくなると自動的にチャージすることができる。

財布の中に、ある一定の金額を入れておくことができる、というイメージ。
チャージしたらその場でショートメールで通知が来るので、「お金を使っている」という実感もある。なので使いすぎにはちょっと気を使う。現金ほどではないけれど(笑)。

僕の場合、1回のチャージ金額を5千円に設定している。この連休中に2回お知らせが来て、都合1万円を引き出したことになってる。
で、au WALLETのカード内に現在、3,233円残っているので、7千円弱の支払いを、このカードですませたことになる。
こんな風に、支払い状況なども、auのスマホ(僕のはiPhone)と専用アプリを使えばすぐに確認できる。

SuicaだとRFID(FeliCa)を使ってるので使用状況の確認は専用のリーダーがないとできないのだけれど(Suicaのサイトでもできるかも知れない、要確認)、その点、au WALLETの方が気軽に使える感じ。
さらに店舗サイドでも、Suicaは専用の端末を導入しなければならないのに対して、au WALLETなら通常のクレジットカード端末があれば対応できる。
既存の店舗インフラが流用できるわけだ。個人商店などならともかく、チェーン店やフランチャイズだったら、この差は大きいと思う。

ケータイの電波と端末、そして既存のクレジットカードのインフラ、そしてプリペイドという新しいサービススタイル。
それらの新しい組み合わせで、キャッシュレスの新しい環境が整ってきた、ともいえそう。

キャッシュレスの暮らしって、日本はなかなか進んでいない、欧米は当たり前なのに。
なんてことがよくいわれていたけれど、日本は独自のやり方でキャッシュレスが進んでいるんだなぁ、といまさらながら実感した連休でした。

※画像はhttp://www.gizmodo.jp/2014/05/au_wallet_1.htmlより