広告って、基本、ポジティブ訴求なわけです。
ウチの製品は、ココが、こんなふうに良いよ! っていうスタンスですね。
あの製品はここがダメ、そこに比べるとウチの製品は・・・っていうのはネガティブ訴求。CMなどのマス広告では、あんまりやりません。ネット広告などはよく見かけますけどね。
広告は、まず「共感」を集めるのが第一のミッション。だから、楽しかったり面白かったりする表現を考えるわけです。
「あれがダメ」「あそこはよくない」なーんて言ってばかりいる人は煙たがられるでしょ。それは広告も同じ。特に日本人はヒトから嫌われることにはすごく敏感なので、それもあって広告はネガティブ訴求はあまりやりません。企業の担当者などは、ちょっと繊細なくらいに気を使っています。
ところが、ブログページなどを見ると、文句と批判のオンパレードなわけです。「あの人が言ってることは間違い」「今どき、あんなこと言ってるようじゃダメ」「そうじゃなくて、真実はコッチ」みたいな。ま、集団的自衛権からキティちゃんは猫じゃなかった!みたいな話題まで、世の中の問題を論議していたりするので、どうしてもそんな論調になっちゃいますけどね。
それはそれで読んでいて面白かったりもしますが。じゃ、僕はどう書こう? と思ったとき、とはいえ、やっぱり明るかったり楽しかったりためになったりする話題を書こう、と思っているんですよ。これでも(笑)。
ところがところが。読み返してみると、ちょっとネガティブなエントリが多いですね。
ネタ探しを兼ねて日常的にブログ記事を読んでいるせいでしょうか。そもそも楽しい話題が身の回りにないからなのか。それとも、社会の今とか将来があまり明るいモノじゃないのか(ちょっと大げさ)・・・。
僕はやっぱりコピーライターだったり広告制作者だったりするので、やっぱりポジティブにいかないと。明るく楽しいネタを集めてきて、それを仕事とかこのブログとか、カタチにしていきたいと、あらためて思ったのでした。
※写真は僕じゃないっす(笑)