日本語って、ヤバい!

「ヤバい、っていうのは、どっちなんでしょうねぇ」

あるソフトウェアの取材でのこと。編集担当と話していました。そのソフトウェアは、テキストを読み取り、よく使われる言葉などをデータ化するもの。

「ヤバい」は最近、「すごい」「上手い」「おいしい」といった意味もあるので、例えば若い人のインタビューや記事などを解析したときに、すごくネガティブな評価になっちゃうんじゃないの? などと、その担当者の人と無責任な雑談をしてました。

メーカーの方に聞いたところ、最新のソフトウェアでも的確な判断は難しいので、人間が判断できるよう別に抽出している、とのこと。その他に「判断が甘い」「お菓子が甘い」など、いろいろあるんだそうで。

なるほど! 日本語って難しい!!

そういえば先日、友だちと街を歩いていて、

「そこのイタ車があるところ、あそこに店があるんだ」

「えっ? ないですよ・・・」

「君が思ってるのって、“痛車”じゃない?」

「ええっ?? 痛車のほかに、痛車って、あるんですか?」

おいおい (^_^;)  世の中は、もうそこまで行っちゃってるのか!?

※画像は、iPhone版アプリ「スーパー大辞林 3.0/大辞林ビューア」より