もう手書きできない?

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9月最終日、今日は請求書を書いたりしていたのですが。

最近、めっきり字を書かなくなりました。打ち合わせや取材などでも、その場でMacBookAirからEvernoteにばんばん打ち込んじゃいます。メモなので、少しぐらい誤変換があっても気にしません。

「誤変換」とか画数の多い時があっても、さっさと書けます。手書きではこうはいきません。書いているうちに話が次に進んじゃったり、相手の話を忘れちゃったり、そんな手書きのようなこともありません。

最近は、打ち合わせや取材の場でMBAを開いてもギョッとされなくなったし。

それやこれやで、アタマの中で文字を入力するスピードがパソコンになってしまいました。そうなると、こんどは手書きが上手くいかない。アタマはパソコンのスピードで入力しようとするのだけど、手はそんな早く動きません。

なので、文字がへろへろ。文字の「文」を書きながら途中から、手が「文字が」の「が」を書こうとする始末。こんな文字、文字じゃないし、誰も読めません。

アタマでは「このくらいの速さで入力できるでしょ」と思って、それを手先に処理させようとするわけ。それがキーボードだったらOKなんだけど、ペンになるととたんにスピードが合わなくなって、処理漏れを起こす。そんな感じ。

そんなこともあって、ますますMBAが手放せなくなってます(笑)。

※画像はhttp://penji.net/3eiji8.htmより

著作権?

それじゃ、「まとめサイト」は、ほとんど著作権違反(許諾を得てない場合)、っていうわけ?

知り合いの会社で著作権のセミナーがあるというので参加しました。冒頭は、そこでのやり取りの一部。

著作権の本来の目的から、個々の事例まで、いろいろなやり取りがあったのですが。
僕らの実務面では、
「マンガの原作と作画の著作権は?」
「広告の写真、モデルが着ている服に著作権はあるの?」
「販売している地図を山行にイラストマップを作ったら、改作利用権の侵害になる?」
などなど、どうしても個々論になってしまいます。

さらに、インターネットなどの電子媒体が問題をさらに複雑怪奇にしてくれたり。
また、著作権だけでなく、商標権や特許権など複数の権利に係わることもあって。
質問すればするほど、謎が深まることも。。。

なので、それら知財関連の疑問や悩みに一括で答えてくれるサービスがあってもイイかな。
というのが今回のいちばんの感想でした。

※画像は僕が撮った写真なので著作権は僕、だけど肖像権を気にしてこんな感じになりました(笑)

コトバが出ない

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これは、リアルの世界の映像です。

戦闘機が空中給油をして向かった先は、シリア。そこで「国」を名乗る集団に砲弾を浴びせました。画面に映っている、まさにこのミサイルが炸裂したのです。

8月、自衛隊の総合火力演習をじかに見て、その迫力に圧倒されました。あれはデモンストレーションだったのですが、今回は「本物」です。

何故、何のために砲弾が撃ち込まれたのか、その理由は理解しているつもり。でも、その砲弾が狙っている「彼ら」は生身の人間なわけで。そこまでのやり方が必要だったのか、また、やらなければどんなことになるのか・・・

これが現実なんだろうけど、ちょっと整理しきれない。
コトバが出てこない。
このムービーを初めて見てから3日経つけど。

画像はhttps://www.youtube.com/watch?v=ehCaApeZKhI より

噴火。

ビックリした!

先週、茶臼岳に行ったとき、白くモクモクと噴煙を上げている様子を見てきたばかりでした。

「いま噴火しても、おかしくないよね」
「でも、地震みたいな前兆がきっとあるはずだよね」
「いま揺れ始めたりして」
などと、軽口を叩きながら、その噴煙を見上げていました。
硫黄の香りに、「大涌谷の匂いだ」などとも言ってました。
そして一週間後の今日、御嶽山の噴火。
土曜日、しかも昼の12時だったので、巻き込まれた人も多数になってしまいました。
ニュースを見ながら、ただただ、無事を祈るしかありませんでした。
違う火山帯、場所もかなり離れているので、茶臼岳とは直接関係ないけれど。
例の南海トラフと関係していたりしたら、イヤだな、と思いました。
※写真は茶臼岳の様子です。 

ファイティングポーズ

「誰もキズつけないが、誰にも届かない言葉を重ねても仕方がない。」

この広告キャンペーン、CDさんのコトバ。

とんがった方が、刺さる。それは、みんなよく知ってる。
だけど、広告は嫌われたくないので、つい、みんなに良い顔したくなっちゃう。
八方美人。

でも、何かを変えようとしたり、現状をぶち破ろうしたら、それじゃダメで。

これは、広告のカタチをした、挑戦状。

東京を仮想敵にしているけど、東京に代表される都市的な地域、現代的な価値観を相手に、ファイティングポーズしている姿が浮かんできた。

徳島は、本気だ。

※画像と情報はhttp://www.advertimes.com/20140912/article170238/ より

思うツボ

なんだろう?ってやっぱり見ちゃいましたよ。近所のドンキのセールで。

ネーミングの勝利ですね、これは。

いまの時代、こんな気分になることはざらにあるけど。
でも、あらためてこんなデカデカと言われちゃうと「そうでもないんじゃない?」って思ったり。「いったいどこが!?」なんて突っ込みたくなったり。

で、ついつい商品のカゴを覗き込んじゃって。レジでお金を払ってきたばかりだというのに。
気がついたら、3〜4個の商品を手に、再びレジに並ぶことに。

まさに、思うツボ。ジャスト・イン・ザ・ポット!

相手の手練手管にまんまとハマるなんて、こんどはこっちが「失望」する番!?

最近、どう?

日本一といわれる商店街も、午後2時くらいだと人通りもまばらで。

飲食店はランチが終わった後で、ちょっとひと休み状態。

商店は夕方からの買い物のピークに向けて力を蓄えてる感じ。香ばしいいい匂いがしてくるな、と思ったら、魚屋さんが店頭で魚を焼いていたり。きっと、夕食のおかずとして、これからお店に並べるんでしょう。

そんなちょっと脱力した商店街をブラブラしながらちょっと遅めのお昼ごはん。開いていたおそば屋さんでは、お客さんは僕一人。まぁ、世間的にも、こんな時間に昼飯食べてる人は、いないわけじゃないけど、そうはいないでしょ。

「生き残り」が企業や経営のキーワードになって久しいですが。

この商店街のように一致団結して盛り上がって、立派に勝ち残っている場所があるんだな、と、おそばをすすりながら思ったわけで。

小さなチカラでも、集めれば大きなパワーになる。象とアリ、じゃないけど。

僕みたいなフリーランスっぽい動きをしている人間には、ちょっと刺激になったりして。

そうだ、しばらく行ってなかったデザイナーのところにでも行って、ちょっと話してこようかな。「最近、どう?」なんてね。

今どきのお買い物。

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結局、アマゾンかー!!

今日の休日、子どもの修学旅行用のバッグを調達しようと思って奥さんと外出したんですけどね。
1軒目、思ったようなモノが置いてない。2軒目も似たり寄ったり。3軒目はあろうことか、値段がほぼ定価。こんな値段じゃ買う気が起きない(苦笑)。
ネットで見つけたお店に電話したら、「それなら吉祥寺のお店ならあるかも」と。そんなわけでクルマでその店へ。
でも、電話で聞いたほど品揃えがなく。さらに違う店で「これイイじゃん」という商品が見つかったのですが、あいにく品切れ。店頭にあった商品はサンプルなので売れない、とのこと。
疲れたねー、とカフェで小休止。僕は写真の、「氷までアイスコーヒー」を注文。さすがに疲れました・・・
「さっきのお店で見た商品、アレよりもうひとまわり大きいサイズがあったはずよ」
「それって、アマゾンにないの?」
「あるねー」
「それでよくない?」
「じゃ、買っちゃうね」
って、カフェのテーブルから、iPhoneで、アマゾンで、ご購入。
リアルのお店を駆け巡って、買ったのは結局、バーチャルのお店なんて、トホホ感は否めないんですが。。。
あちこち歩き回って、久々に吉祥寺も行けて、新しいお店とかも見たし。
まあ、ヨシとしましょうか(笑)

時代が変われば、時間も変わる?

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那須・茶臼岳はきれいに晴れてとてもいい眺めでした。先の週末に行った山行のことです。

ロープウェイで一気に高度を上げると、ごつごつとした岩だらけの景観が広がります。急な傾斜を1時間ほど上りつめると、写真のように神社を祀った山頂に到着。雲がふもとから駆け上がってくる、と思ったら山からの噴煙でした。よく見るとあちこちから白い蒸気が吹き上がり、「シューシュー」という音も聞こえてきます。どうりで、木が生えていないわけです。繁っているのは低木か草ていど。那須というと別荘地の上品なイメージですが、それとは正反対の荒々しい光景が、とっても印象的でした。

山では、現地の看板やガイドブックの地図を見ながら行動するわけですが、この周辺は国立公園に指定されているせいか、とてもよく整備されていました。

大きな地図看板のほか、ハイキングルートには要所要所に行先や要所への距離が、分岐地には必ず行先案内があります。

しかし問題なのは、その所要時間。どう考えても短すぎるところがあるのです。当日、実際に歩いたルートで、現地の看板やガイドブックには「30分」とありました。しかし実際に歩いてみると、何と1時間30分。実に3倍です。

途中で珍しい景色や植物があって何度も立ち止まって写真を撮ったり、そもそも、おじさんばかりのグループだったので歩くのが遅かったり、そんな事情はあるにしても、3倍は時間がかかりすぎです。

「なかなか着かないよね」と言いながら歩いていたら、ハイキングルートとその所要時間を記した大きな地図看板があって、それを見たらマジックで所要時間が修正されていました。

僕らが歩いてきたルートは、30分から50分へ。それでも僕らのペースよりはかなり速いのですが。そして、これから歩くルートは20分から25分へ。修正のしかたが雑だったので、もしかしたら、僕らのようなおじさんかおばさんが「実際はこのくらいだよ」という感じで手を入れたのかもしれません。

所要時間を計ったのは、多分、ずいぶん昔のことだろうと思います。その頃はみんな若くて、けっこう速いペースで歩けたでしょう。

でも今は、高齢化の時代。そのペースではなかなか歩けません。実際、この日も他のおじさんやおばさんたちから「表示の時間が違いすぎる」と不満が上がっていました。この山だけでなく、他の山でも同様です。でも、この日のように3倍も違う、ということはなかったですが。

なので最近では、表示されている時間の1.2倍、急な上り坂だと2倍くらいは余裕を見て計算しています。昔の所要時間ではとてもじゃないけど、おじさんは歩けません(笑)。

最近の登山雑誌やガイドブックでは、高齢者と若い人で所要時間を分けて表示しているモノもあるそうです。時間を見誤ると、予定の時間までに目的地に着けなくなり、遭難しかねません。けっこう大事な問題です。

ハイキングの所要時間なんてちっぽけなことだけど、こんなところにも「高齢化社会」を感じた週末でした。

発見、しごと

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「おめでとう」って言えるのは、この科しかないので。

と、産婦人科の女医さんが言いました。山行に出るので、この原稿は金曜日の夜にテレビを見ながら書いています。そのテレビの一場面でした。
ひとつの場所を72時間、カメラで追い続ける企画の番組。今回は大きな病院に設けられたコンビニが舞台でした。そこに明け方、冒頭の女医さんが来て栄養ドリンクを2本、立て続けに飲み干します。宿直明けで、これから日勤が始まるそう。「楽しいですよ」と、インタビューに答えて、その理由としてあげたのが冒頭の一言でした。
考えてみれば、一般的なお医者さんは人間が調子悪くなるのを治したり、見守ったりするのが仕事です。最悪、死と向き合うことになります。
一方で産婦人科は、全く逆です。僕の子どもたちも、産婦人科のお医者さんに支えられて人生をスタートさせました。
なるほど、そういう考え方もあるんだ!
夜勤明けで、これから日勤が待っているというのに、その女医さんはニコニコと本当に楽しそうな笑顔で話していました。
自分の好きなこと、やりたいことを仕事として充実した人生を送っている。そんな人を久しぶりに見た気がしました。 
※画像はhttp://www4.nhk.or.jp/72hours/より