恋愛広告。


いきなり改行。それが、ラインメッセージのひとつの「必殺ワザ」なんだそうで。
そうすると、送信先のスマホ画面に表示されたとき、メッセージが何にも表示されないので「なになに?」ってつい開けてしまう →既読になるので、相手が変身しないといけなくなる。・・・のだそうですわ。
好きな相手、気になってる相手から確実に返信をもらう、そういう必殺技なんだとか。ラジオの番組で話してました。
同じノリで「たいへん!」「どうしよう?」なんて、相手が気になってつい開けちゃうようなひとことで始めるのもワザのひとつ、とか。
以前、CDの時代になって小室哲哉さんが曲づくりを変えた=サビから始まるようにしたことを書いたけど、同じことがこんなところにも起きてるんだ、と。
拝啓 爽秋の候、いかがお過ごしでしょうか。なーんてモタモタ始めてたら、恋も成就しない、ということか。こんなたおやかなお手紙、おじさんは嫌いじゃないけど・・・ま、年寄りの戯れ言はさておき(笑)
相手に興味を持ってもらう、リアクションしてもらう。ソレはまさに広告の役割でもあるわけで。昨日のエントリでも書いたけど、広告の考え方というか手法があちこちに広がっている。ついに個人レベルまで来てるんだな、とラジオを聞きながらあらためて思ったのでした。
※画像はhttp://line.me/ja/より

便利は不便

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「俺のLINEが乗っ取られたぞー!」

子どもの大学サークルで、みんなで集まっているときに「事件」は発生したそうです。
ある学生のLINEアカウントから別の部員のアカウントへ「カードを買ってもらえますか」というメッセージが。その場に本人がいるわけですから、アカウント乗っ取り&詐欺は明らかです。同時に、その場にいた他の部員にも詐欺メッセージが届いたそうです。

事件、というより、ヒマな学生の格好の“ネタ”とされて、中国語で速攻で返信したり、「それで?」などと日本語で煽るような返事を返したり、遊ばれてしまったようです。そのせいか、敵もすぐに退散。また、アカウントを乗っ取られた本人もすぐに別のアカウントを開設するなど対応したそうです。

フィッシングだとか、ワンクリックだとか、ネット関連ではいろんな詐欺行為が問題となっていますが、最近は何といっても、LINEアカウントを乗っ取り&プリペイドカードによる詐欺。テレビなどでも盛んに取り上げられました。
うちの子どもも、まさにLINEのヘビーユーザーですが、友だちとの会話などで事件のことはよく知っていて、パスワードなどの対策もやっているそうです。

便利は不便、って最近思うことがあります。ちょっと便利なことができると、それを悪用したりする人が増えて、気軽に使えなくなる。最近の傾向か、と。

Eメールにより、ビジネスコミュニケーションは格段に便利になりましたが、情報漏えいなどのセキュリティ問題が発生しはじめました。そうすると、添付ファイルがNGになったり、やり取りするにも特定の人としかできなくなったり、制約が増えて最近はかなり窮屈になりました。

LINEも同じような雲行きとなってきました。せっかく楽しく便利に使ってきたのに、これからはアカウントのことを気にしたり、へんなメッセージが来ないかどうかドキドキしたり(それはすこし期待してる?)することが増えそうで、ちょっと残念です。