そろそろ飽きてきたかなぁ

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これで何度目の機種変更になるんだろう?
今日、iPhone5から6へのアップデートしてきました。

実を言うと、iPhoneはそろそろ飽きてました。これまでアプリ開発などもやっていたので、最新のiPhoneが必要だったのですが、その仕事も少なくなり、それほど必要性が高くなくなったというのが表向きの理由。
ホント言うと、最近は特にワクワクする機能や使い方の提案がなかったので、「このままでも別にいいんじゃね?」という気持ちがあって。電池もたいして劣化していなかったし。
そんなわけで、これまで使っていた「5」は、契約期間を初めて満了、2年以上使った初のiPhoneでした。電池の持ちなども良好で、このまま使ってもいいかな、と思っていました。

下取りでデータを消しちゃうとき、未練というか愛着みたいな気持ちもわいてきてたし。

iPhoneというかスマホ全体が急激にコモディティ化している、とよくいわれていますが、それを体現しているというか、実感していたわけです。クラウドを使ったデータ共有とか、自宅と事務所、出先でのデータ連係とか、DropBoxやYouTubeのおかげもあって便利になったし、何より「普通」になった。画像やムービーの共有なども、仕事先はもちろん、プライベートの場でもそんなに苦にならなくなったし。

とはいえ、これまでiPhoneをキャッチアップしてきたせいか、「まだ替えてないんですね」「Plusはどうですか」などなど、いろいろ聞かれることが多くて。ここは、僕の“ブランドイメージ”を保つためにも替えないとな(笑)と思っていました。キーボードも打ちやすくなったし。
その矢先、auの下取りセールが今月末まで、という知らせがあり、尻を叩かれた気分に。2年使ったiPhone5(64GB)を34,000円で下取ってくれるなんて、auも太っ腹。

で、その下取り価格表をよく見ると、僕の持ってる「5」の方が、より新しい「5S」より1,000円だけど買取り価格が高いだなんて、僕の足もとを見られているようです(笑)。

贅沢は、やっぱり素敵だ!

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ここは、かばん屋さんや家具屋さんのショールームではないです。クルマ、マセラティのショールームです。

一人ではなかなか怖くていけない場所(笑)。だけど、友人が試乗に行くというので、お願いして付いていきました。

マセラティといえば、ラグジャリーな内装も人気。Top画像でずらりと並んでいるのは、シートや内張で使われる皮革の色見本です。ボディの外装の色はもちろん、ホイールのデザインや種類、内装の色や素材など、何十万通りもの組み合わせからオーダーできるのだそうです。さすが!

そして、試乗。
友人が希望したのはクーペタイプのスポーツタイプ。助手席はディーラーのセールスが座り、僕はリアシートに。アクセルを開けた瞬間から轟音につつまれ、フツーのクルマではないことが分かります。僕が座ってるリアシートの下にマフラーがあるおかげで、エンジンの息づかいや鼓動がほとんどダイレクトに伝わってきます。そのエンジンは4.7リッターのV8。いまどきのエコで汲々としたシロモノではなく、古きよき時代の贅沢でスポーティなハートです。

贅沢のカタマリ。でも、家一軒買えてしまうようなフェラーリやロールスロイスほどの放蕩ではない。ほどよい「贅沢感」は、僕みたいな貧乏人でも、頑張れば何とかなるかな、という気にさせます。そのせいか、売上げは好調なのだそうで。セールスも元気です。

趣味のクルマといえば聞こえはいいけど、はっきりいって無駄遣い。だけど、無駄遣いこそ、楽しい。お酒がなかなかやめられないように、こういう趣味も、いちどハマったらやめられません。
人間って、めんどくさくて複雑で面白いなぁ、と改めて思ったのでした。

近視眼生活

サラリーマンは、気楽な稼業じゃなくなっちゃいましたね。

さっき、ノーベル物理学賞の中村教授の話題から、日本の科学研究環境の貧困さをテレビで取り上げてました。

昔は、企業は長い目で研究活動を行っていたので、その中にいる研究社や技術者も、腰を据えてじっくり研究できた。そうした基礎的な研究の成果をもとに、イノベーションにつながるような商品開発ができた。

でも最近は短期的な利潤を追求するようになったので、少なくとも3年で何かの結果を出さないといけなった。なので、中村教授のように唯我独尊で研究に取り組むような人材は、かえって邪魔になってきた。

なのだそうです。考えてみれば、技術系の分野だけでなく、営業だって同じような状況だし。

僕らフリーの世界でも、昔は「今回はこの金額でお願い! 次の仕事でリカバーするから」という付き合いがあったけど。最近は案件ごとに割り切ってやっちゃう。だって、「次」があるかどうか、あっても来るかどうか、分からない世情になってきちゃいましたからね。

なんかこう、近視眼になってきてきている感じ。社会も仕事も。社会がそうなってるから、仕事の環境もそうなっているのか。

※画像はhttp://jp.wsj.com/news/articles/SB10345363700595394421004580217231751000648?mod=trending_now_7より

ひとり or いっしょ?

ないものねだり、なんだと思うんですけどね。結局。

先日、1つの大きなプロジェクトが終わって(何と3年がかり!)、ささやかに打ち合わせをしたのだけど。
「こういうふうに、1つのことを最初から最後までやり遂げるのって、いいなぁ」と、あらためて感じちゃったのです。

コピーライターって、いくつも案件を抱えてまして。僕の場合、メーカーとか、卸、ITベンダー、医療関連とか、比較的硬いお客さんが多いんですけどね。で、Webサイトとか商品カタログとか、チラシとか、インタビューとか、とか。
で、一から十まですべて作業に係わる場合と、スタッフとして「ここだけ」っていう仕事も。どちらかというと、後者の場合が多いかな。

なので、プロジェクト終了の達成感って、実はあんまり感じたことなくて。中には、「あ、終わってたんですね」っていう仕事も。僕ひとりのパフォーマンスには限界があるし、他の仕事との関係もあってひとつの仕事をなかなか集中できない、という事情(言い訳?)もあったり。

それに、カタログとか新聞広告とか、紙の仕事の場合、入稿したり印刷してしまえば「コレで終わり」とピリオドが打てますが。ウェブ関係の仕事は、なかなかそうはいかない。ローンチしたらメンテナンスあるし、そうこうするうちに修正とかSEOとか、、、紙媒体を経験してきた者にとっては「終わった感」「やれやれ感」を思うスキがあんまり見当たらなくて。

フリーって、組織に所属しない分、気楽でいいです。でも、たまに(というか最近?)チームでやるダイナミズムとか、チームだからこそ感じる達成感とかも、結構イイよね。と思うようになっています。トシとったからかな?

15分の、10分の、8(あるいは2)

15人ほどのお客さん、そのうち10人が何かの端末を持っていて、8人がスマホ。
いや、この間乗ったバスで。いちばん後ろの席、しかも真ん中に座ったので、前の席の様子が見渡せたのでした。
始発だったので、乗客が座って一段落して、バッグやポケットをごそごそ。そうして思い思いに画面を見だしたのです。

このバスでのスマホ率は、80%。世間的には6〜7割ほど、といわれているので、さすが東京(の、世田谷区)という感じ?
ただ、僕が管理しているサイトで、おおよそのガラケー率を割り出したところ、20〜25%。ネットにアクセスする人の割合で言うと、そのあたりになるのかな、と。

Webサイトを作る、イコール、PCで見る、ということがデフォルトだった。なので、Flashとかmovieとかリッチコンテンツを作って、見る人に「おおっ!」と言わせよう、という企画が多かったけれど、それも今は昔。

PCでもスマホでも見られるレスポンシブとか、サイトによってはそもそもスマホやタブレットに特化して作ったでしょ、というデザインも。
当然、画面というかスペースに限りが出てくるので、これまで以上に情報の整理が必要になるし、言いたいことをパシッと決める必要がある、というわけですね。

※画像は、台風一過の火曜日、きれいだった夕焼けです (^_^)

疑いつつ、仲良く。

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おいおい、僕のデータは大丈夫?

DropBoxで、ファイルが消えてしまうバグがあることが分かりました。詳しくはここ

僕もユーザーのひとり。仕事のファイルをはじめ、画像やムービーなど、いま見たら90GBくらいは使っていました。最近、利用容量が1TB(僕にとってはほぼ無限大な感じ)まで拡大されたので、それこそ、とめどなく使ってしまっている感じ。
DropBoxと端末は完全同期しているので、端末の容量以上にため込むことはないけど。

こうして利用する容量は増えていますが、決して信頼して使ってるわけではなく。
おととし発生した「ファーストサーバ事件」で、プロも間違っちゃう、ということを知ったので、あれからますます疑心暗鬼に。端末側でもバックアップはきちんと取っています。事務所のiMac、自宅兼モバイル用のMacBookAir、両側でAppleのアプリケーション(Time Machine)を使って随時バックアップ。さらに画像など重要データは別のメディアにも。
幸いにして、こうしたバックアップデータが必要になったときはないけど。

思い起こせば、以前はOSやアプリケーションが不意に落ちて、せっかく入力していたデータがパーになって、それを防ぐためにセーブをこまめに取ったりしてたりしてたよね。端末レベルだった疑心暗鬼の関係が、今回はCloudのレベルまで行った、ということなのか。

そんなふうに、PCとは疑いながら仲良くする、っていうスタンスがやっぱりいいのかな、とも思ったりしたのでした。

※画像は https://www.dropbox.com/features/linksより

かわらないひと。

まじか! と思ったよ。だって、オジサンだったんだもん。

千葉で、セブンイレブンに寄ったとき。
むかし風に言うと「イカした」バイクが2台止めてあったんっだ。一台はCB400、もう一台はスズキのGS250だったかな。高い位置に装着されたロケットカウル、真っ白にそそり立つハイバックシート、ぐいっと持ち上げられたハンドル。。。
80年代の「族車」そのもの。

で、その脇で楽しそうに話してた「族」の人が、オジサンだったんだ。
見ためは40代中頃から後半? ニッカポッカに作業服のような上着、だけど、ピシッとキレイ。上着なんか、アイロンがしっかりかかってる。マスクと半キャップ(これもセオリーだね)を取ったら、坊主頭の浅黒い中年男の顔が出てきたんだ。かなりプライドを持ってやっている感じ。

それを見て、昔、取材で聞いた話を思い出した。

学生運動、革マル派の現在の「戦士」の話。
タオルで顔の下半分を隠して、国防色のヘルメットを被って、ハンドマイク片手に駅前で「オルグ」をやっていたそうだ。政治体制への批判、資本主義の矛盾などを、とうとうと語っていたんだと思う。
やがて一段落して、人目につかないところでひと休み。ヘルメットを脱いで、タオルを外し、汗を拭くその顔は、もはやほとんどおじいちゃん。白髪や後退した髪、深いしわ。どう見ても50代、ヘタをすると還暦を超えているかも、という風体だったそうだ。
きっと、1960〜70年代にかけての「闘争」にどっぷりと浸かってしまった人が、そのまま年をとってしまったんだと思う。

やめられない人、変えられない人なんだな、と思った。純粋で一途。バイクの人も、革マル派の人も、そんな歳までやったら、もはややめられないと思うし。

話しかけて、その声を聞いて、やっていることに目をこらして。それを写真とかムービーにまとめたら、きっといいドキュメントができるんじゃないか、と思った。

僕は、どちらかというと、替わらないと生きていけない人。仕事もそうだけど、生き方としても。生きていくうちに価値観なんてどんどん変わったし。

あんな風に、ひとつのことにずっと打ち込む(?)のは、僕はできないことだし、ある意味、うらやましいとさえ思う。
とはいえ、彼らは彼らなりに悩みとか辛いこともあるんだろうけど。 

どこまで危ない?

応募を増やそうとすると、セキュリティが気になる。
セキュリティを気にすると、応募を集めにくい。

なんだかハムレットの気分。

仕事のウェブサイトでプレゼントキャンペーンを始めたのですが、思ったより応募が増えません。

Webの担当の意見を聞いて応募に必要な入力の項目を増やしました。スパムを防止する目的からです。最近は悪質になっているので、セキュリティ対策は欠かせません。

ただ、募集対象は主に中高年になるのですが、入力の項目が多かったりで少しハードルが高いかな、とも思っていました。

うーん。どうしようか。

締め切りまでには少し時間があるので、さらにリファインしなければ。

※画像は今年8月の総合火力演習の様子

会社があるから働く、働くから会社がある?

会社主義と、個人主義の食い違いかな、と。

ノーベル物理学賞で日本人の研究者3名の受賞が大きなニュースとなりました。でもその中の一人、中村修二教授をめぐる「風評」が聞こえるようになった。

曰く、
長年、会社に面倒をみてもらったのに・・・
研究成果が認められないと、後ろあしで砂をかけるようにアメリカに行っちゃったじゃん!
訴訟騒ぎまで起こして、しかも大金をせしめて!
アメリカではたいした成果は残してないし
などなど。

そういう意見をネットで拾って読んでいたら、何となく昔の価値観を感じたわけ。

「お前の話を人が聞いてくれるのは、会社の社名が名刺に刷られてるからだ」なんて、よくセールスの教訓などで聞くわけ何だけど。会社のネームバリューや庇護があるから、俺らはこうして仕事できてるわけだ。なんて先輩の社員が説教垂れてたわけです。

そういう、会社中心主義のような考えがにじみ出てるような。

会社という傘があって、その下に個人が集まって、会社を動かすのか。
特徴やスキルのある個人が集まって会社を形成し、動かしていくのか。

ベンチャーとか新規事業展開などは、後者だと思うんだけどね。

※画像はhttp://credo.asia/2014/10/10/blue_led/より

「お約束」のブログアップです(笑)

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「無事に家に帰って、ブログアップするまでが、お約束ですからねー」

12日のいちばん面白かったフレーズ。サーキット走行会でのことです。

サーキットを走りたくて、クルマをSUVからスポーツタイプに替えました。最近はサーキット走行会がいくつも行われていて、気軽に参加できます。普段乗っている自分のクルマでサーキットを走ろうというモノで、費用は一回につき2万円ほど。レースではないので、その分事故はほとんどないのですが、危険なことには違いないので、ヘルメット装着などいくつかお約束はあります。

その最大のお約束が、冒頭だと主催者は言ってました。

クルマに乗る人が減っています。ということは、こういう「遊び」をする人も減っているわけで。レース関係者はかなり危機感を持っています。最大イベントのF1でさえ、鈴鹿サーキットで過去50万人規模の動員を誇ったのに、今は15万人規模にシュリンクしています。

各地のサーキットで開かれている、こうした走行会のような小さなベントから地道にファンを増やすことが、業界全体を持続発展させるための第一歩と位置づけているのだと思います。

この日は無料スイーツビュッフェやヘアスタイリストによるカット&アレンジといった催し物も用意されていました。クルマに乗ってきた本人だけでなく、いっしょに“連れてこられた”奥さんや彼女、子どもたちも楽しめるように、との配慮だそうです。

さらに、こうしたイベントがあること自体をクチコミで広めてね、ということから、「ブログアップまでがお約束」なのだそうです。

というわけで、僕もこのブログを書いているわけです(笑)。