「離れ」な人たちはどこへ?

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若い人の「海離れ」が進んでいるという調査結果がありました。

日焼けするのがイヤだし、体形が気になるので水着になりたくない、といった理由から、311で海が怖くなった、という声もあったそう。

年代でいうと10代、特に女性の海嫌いが多い。いまの時代、ファッションからお酒まで、女性に嫌われるとダメなので、この点はちょっと痛いかな。

うちには2人子供がいるけれど、どっちもプール派。海は砂がじゃりじゃりして、イヤだと。それに対して近所の紅葉丘プールのような市営や市民プール、立川の昭和記念公園、さらにサマーランドまで、TPO(もはや死語の香り?)に合わせていろいろ選べてすぐ行ける。そんな気分も、海離れに拍車をかけているのかもしれないか、と。

ちなみにうちの子ども、今年の夏は「プールの予定があるけど、海はない」だって。ここでも海離れ?(笑)

クルマ離れとか、お酒離れとか、本離れとか、いろんな「モノ離れ」がいわれています。これらは「人生の必修科目」みたいにいわれ、昔ながらの人たちにとっては定番のものたちです。

その一方で、コミケとか、フェスとか、アイドルとかのシーンが賑わってます。ホント、熱いです。どれも最近のもので、昔はカゲもカタチもありませんでした。旧来の「ブーム」から離れたり、もとから行かなかった人たちの中で、こっちに移っている人も多いのではないか、と思うわけです。

昔ながらの限られた視野しか持っていないマスコミからすると「離れ」ているように見えているかもしれないけれど。でも、もっと俯瞰してみると「移っている」のではないでしょうか。

それが「変化」ってモノじゃないでしょうか。

最近の販促策、注文が多いのは・・・

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最近、「事例取材」の案件が立て続いています。

主にIT関連の企業からの依頼で、顧客が新しいシステム、ソフトウェア、サービスをなぜ導入したのか、導入してどうだったか、課題はどのくらい改善されたのか。それらを導入した企業におうかがいして取材、記事作成するものです。

実際に動きが見える機械などは、その導入効果は見れば分かります。回転寿司で使うお寿司マシンであれば、1分間でどれだけお寿司が作れて、その舌触りはどんなものか、マシンを製造している工場に行って確かめればいいわけです。

でもITのシステムやソフトウェアは、そうはいきません。カタログやWebサイトを見ても、それが自社の仕事にどれだけ役に立つのか、ピンとこないことが多いそうです。

そこで、事例取材です。

どんな内容や規模のビジネスで使っているのか、どのように役立ったかを非常に具体的に書きますので、それに近いビジネスを展開していたり、課題を抱えているような企業には、非常に“刺さり”ます。ホットな見込客になりやすいです。

そういうお客様はメーカーにとっても、まさに願ったり叶ったり。その後の商談も非常にスムーズに進むそうです。「このあいだの事例、1か月で○○件の引き合いがあったよ」なんて担当の方から教えられて、作った僕もうれしかったり。

また、いままで縁のなかったビジネスや業種の最前線が見られて、その状況を知ることができて、とてもおもしろい仕事です。特にこういう事例で取材に行く企業は、売上げが伸びていたり、新しい分野に進出したりしている、いわば注目企業。最新のビジネスを見るチャンスだったりもするわけで、その意味からも楽しいですね。

ただ、事例記事といっても、ちょっとしたノウハウがあります。ただ書けばいいっていうものでもありません(笑)。具体的にどうするかって? それはボクに聞いてください!

※写真は、先日の取材の際に撮ったもの。夕日がきれいでした。

どんどん変えちゃう中国

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「中国から部品調達するのはやめました。日本製に切り替えます」

ちょうど去年の今ごろ、日本のメーカーの人から聞いた話です。いま騒がれている、中国の食品製造トラブルを聞いて思い出しました。

その部品工場では、最初は、日本が要求してきた通りの品質で上げてくるそうです。日本サイドで「いいかな」と思ってそのままにしていると、だんだん歩留まりが悪くなる。どんどんひどくなる一方なので、中国まで出かけて確かめてみたら、なんと! 当初指定した製造方法とはまったく違うやり方で作っていたそうです。

「こっちの方が作りやすいよ」って、その中国の担当者が涼しい顔で言ったそうです。モラルの問題はさておき、そもそもビジネスが分かってない感じを受けました。

なぜこの部品を作っているか、そのために、どんな作り方や精度が必要なのかをきちんと理解していれば、作り方がめんどうでも、決められた手順通りに作るはずです。

でも、彼らにとってみれば「作って納める」しか眼中になくて。だからどんどん、自分たちに都合のいいように作業工程を変えてしまうのでは、と。

そんなことを考えたニュースでした。

※写真は本文とは関係ありません!

もはや漏れている? 個人情報

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今朝、うちに写真の郵便が届いていました。通信添削のZ会からです。

昨今、ベネッセの個人情報流出と、それを利用した教育関係の企業が話題になっていますが、それに対応して「ウチはマジメにやっていますよ」という内容の案内でした。3年前まで、同社の通信添削を利用していたので、それで届けられたのでしょう。

もう15年以上前でしょうか。当時借りていた住宅ローンの金利の問題に関して新聞に投書したことがあります。投書が掲載されてすぐ、DMが何通か届きました。いずれもローン関連で、安い茶封筒を使っていたり、コピー機を使って適当に作った案内などを見る限り、昔で言う「サラ金」「ヤミ金」の類だったと思います。

新聞には私の実名と都道府県しか掲載がありません。それでもすぐに私にDMをよこしてきたところを見ると、住宅ローン契約者の名簿を持っていたことは間違いないでしょう。投書欄に載ったことより、業者の情報力の凄さにびっくりしたことをいまだに憶えています。

うちには2人の子どもがいるのですが、上の子には七五三や入園、入学のたびに「写真を撮らないか」「学用品を揃えるならウチで」「塾はこちら」などなど、なにくれとなくDMが届けられていました。

それが下の子になると、ピタッと止みました。

どうも、2005年に施行された個人情報保護法のおかげらしいです。このブログにも書いてあります。

自由に何でもできた時代から、法律で規制された時代へ。そして今回、大量の情報流出で名簿業者が活気づいているとも聞きます。

新聞に投書しただけで関連するDMが送りつけられるような時代に、ちょっと逆戻りしたかもしれません。

ベネッセの個人情報流出は、登録者本人が子どもや住所の名前を微妙に変えていて、それで流出元がすぐに判明したと聞きます。それと同じようなちょっとした工夫が、個人情報を明かす際には必要かもしれません。

そもそも、 大切な個人情報を気安く公開しないという、基本的なことももういちど確認しないと。
今回の事件は、そんなことを気付かせてくれました。 

継続こそ、人気なり?

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ワールドカップという“お祭り”が終わって、サッカーの世界では、Jリーグという“日常”が始まり。そんなわけで久々に、FC東京のホームゲーム(対仙台)へ。結果は3−0の快勝でした。

何と言っても、守備が落ち着いていましたねー。相手はサイド攻撃を多用してきましたが、きちんと対応していて、点を入れられる感じしませんでした。

そして、しっかりとした守備から速い攻撃。今日は平山が前戦で効いてました。調子も良さそうです。ムリ目な体制でも、パスをきちんと捌いていたり。

前半だけで3点取って、後半はそれこそ、消化時間のようでした。松田とか新しい選手を見てみたかったのですが、ま、それは贅沢な要求かもしれません。

スタンドを見わたすと、いろんな人がゲームを楽しんでました。

若い人や小さい子どもを連れた家族はもちろん、シニア世代のご夫婦から、アラサー、アラフォーくらいの女性だけのグループなどなど。

東京のゲームは、味スタが2001年にできる前から見ているのですが、あの当時はいかにもサッカー好きのお兄ちゃんたち、あるいはそのお兄ちゃんに連れられてきた彼女や女性たち、という感じでした。

きちんとした本拠地ができたおかげというのもあると思います。また、地元の自治体や商店街などの努力や協力のおかげもあるでしょう。でなければ、万年中位(一度はJ2に落ちたし)のチーム(失礼!)に、こんなに人が集まるわけがありません。
この日は、ゲーム直前に雷雨があったせいか、ちょっと少なくて観客は約1万5千人。普段ならどんなゲームも2万人以上は集まっています。ワールドカップ前に開催されたセレッソ戦なんか、4万人以上を集めました。
味スタがオープンしたて、つまりFC東京がこの地に来た当初は、観客1万5千人はわりと普通だったんですけどね。いまでは「ちょっと少ないな」なんて思うようになって。
その間、13年。時間をかけてきちんと育てると、いろいろ結果もついてくるんだな、と当たり前のことですが、再認識したわけです。
あ、そうそう。今年から新しくはじめた、アイドルとコラボの「アイドロング」のアトラクション、今日もやってました。
聞けば、友人の友人がそのアイドル目当てで味スタに来てたそう。サッカーのゲームにアイドルヲタも巻き込むなんて、日本らしいアイデアだと思いました。