もはや漏れている? 個人情報

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今朝、うちに写真の郵便が届いていました。通信添削のZ会からです。

昨今、ベネッセの個人情報流出と、それを利用した教育関係の企業が話題になっていますが、それに対応して「ウチはマジメにやっていますよ」という内容の案内でした。3年前まで、同社の通信添削を利用していたので、それで届けられたのでしょう。

もう15年以上前でしょうか。当時借りていた住宅ローンの金利の問題に関して新聞に投書したことがあります。投書が掲載されてすぐ、DMが何通か届きました。いずれもローン関連で、安い茶封筒を使っていたり、コピー機を使って適当に作った案内などを見る限り、昔で言う「サラ金」「ヤミ金」の類だったと思います。

新聞には私の実名と都道府県しか掲載がありません。それでもすぐに私にDMをよこしてきたところを見ると、住宅ローン契約者の名簿を持っていたことは間違いないでしょう。投書欄に載ったことより、業者の情報力の凄さにびっくりしたことをいまだに憶えています。

うちには2人の子どもがいるのですが、上の子には七五三や入園、入学のたびに「写真を撮らないか」「学用品を揃えるならウチで」「塾はこちら」などなど、なにくれとなくDMが届けられていました。

それが下の子になると、ピタッと止みました。

どうも、2005年に施行された個人情報保護法のおかげらしいです。このブログにも書いてあります。

自由に何でもできた時代から、法律で規制された時代へ。そして今回、大量の情報流出で名簿業者が活気づいているとも聞きます。

新聞に投書しただけで関連するDMが送りつけられるような時代に、ちょっと逆戻りしたかもしれません。

ベネッセの個人情報流出は、登録者本人が子どもや住所の名前を微妙に変えていて、それで流出元がすぐに判明したと聞きます。それと同じようなちょっとした工夫が、個人情報を明かす際には必要かもしれません。

そもそも、 大切な個人情報を気安く公開しないという、基本的なことももういちど確認しないと。
今回の事件は、そんなことを気付かせてくれました。 

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