「離れ」な人たちはどこへ?

image

若い人の「海離れ」が進んでいるという調査結果がありました。

日焼けするのがイヤだし、体形が気になるので水着になりたくない、といった理由から、311で海が怖くなった、という声もあったそう。

年代でいうと10代、特に女性の海嫌いが多い。いまの時代、ファッションからお酒まで、女性に嫌われるとダメなので、この点はちょっと痛いかな。

うちには2人子供がいるけれど、どっちもプール派。海は砂がじゃりじゃりして、イヤだと。それに対して近所の紅葉丘プールのような市営や市民プール、立川の昭和記念公園、さらにサマーランドまで、TPO(もはや死語の香り?)に合わせていろいろ選べてすぐ行ける。そんな気分も、海離れに拍車をかけているのかもしれないか、と。

ちなみにうちの子ども、今年の夏は「プールの予定があるけど、海はない」だって。ここでも海離れ?(笑)

クルマ離れとか、お酒離れとか、本離れとか、いろんな「モノ離れ」がいわれています。これらは「人生の必修科目」みたいにいわれ、昔ながらの人たちにとっては定番のものたちです。

その一方で、コミケとか、フェスとか、アイドルとかのシーンが賑わってます。ホント、熱いです。どれも最近のもので、昔はカゲもカタチもありませんでした。旧来の「ブーム」から離れたり、もとから行かなかった人たちの中で、こっちに移っている人も多いのではないか、と思うわけです。

昔ながらの限られた視野しか持っていないマスコミからすると「離れ」ているように見えているかもしれないけれど。でも、もっと俯瞰してみると「移っている」のではないでしょうか。

それが「変化」ってモノじゃないでしょうか。