政策って、あった?

image
景気をよくするとか、そのために命をかけて頑張るとか、原発止めるとか続けるとか、子どもたちを戦争にやらないとか、とか、とか。
政策というより、お題目ばっかり聞かされていたような気がする。
ちなみに「題目」とは、
  1. 書物や作品などの標題。
  2. 討議や研究などで、問題として取りあげる事柄。
  3. 日蓮宗で唱える「南無妙法蓮華経」の7字。
  4. (多く「お題目」の形で)口先だけで、実質のともなわないこと。「お―ばかり並べる」
 
僕としては「2」を期待したいんだけど、どう考えても「4」にしか当てはまらないような、、、
アベノミクスを批判するのは良いけど代案がない、とか、
原発止めるんだったらエネルギー予測とそれに基づくコスト計算=将来像はどうなる?
TPP離脱するんだったら日本の農業や生活の将来像をどう描くのか、
集団的自衛権を否定するなら日本はどんな立ち位置を取るのか、
とかとかとか、いっこうに説明ないまま。
共産党は「原発を止めてもやっていけてるじゃないか」といってたけど、CO2の問題や、貿易赤字の件は言及なし。
パッと見ただけでも、実現の可能性や方法論が詰められてないし、それより何より、将来像がぜんぜん見えない。
要は、コンセプトがまったく感じられない。
あるのは、現実=政治だったら自民党の政策に対する文句、単なる反論、あるいは罵詈雑言。
文字通り「建設的」な提言、ないしは未来像を提示してくれるところは、ほぼナシでしたね。
次世代の党が、日本の進む先を示唆していたように思えるのと、
維新の党が、現状打破のための道筋を示していたのが、記憶に残ってるくらいかな。
基本的な方向性を打ち出し、それに基づいて施策を発信する。
そんな、コンセプトに基づいた戦略とか戦術を展開している政党は見当たらない感じですね。
そもそも、日本人ってコンセプトに基づく展開って、苦手。というか、やったことないので分からないんだと思う。
それはなぜ?というのは長くなるので、次回以降に。
※画像はhttps://www.facebook.com/ld.blogos/photos/a.360931943932918.106088.161962970496484/1026486657377440/?type=1&theaterより

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です