むかしが見える


細い通路。なんでこんなのが残ってるの?
府中市内で最初見たときは不思議に思ったけど、その先を見てすぐに納得。
神社への参道だったわけですね。
昔は甲州街道の旧道からからそのままダイレクトにお社に伸びていたんだけど、途中で甲州街道の“新道”ができたせいで、そこだけ中断されるかたちに。
写真の参道の奥には、上染谷八幡神社が鎮座しています。
そういえばこの八幡さまの北西にある人見稲荷神社も同様に、細長い参道が途中、新しく作られた道路にさえぎられてる。
東府中に行くと、武蔵国府八幡宮の参道を、京王線の線路が横切っている。
まさに、過去と現在が錯綜してるわけで。
昔々は、この細い参道を、村の人たちが行き交ったんだろうな。
その両側には、村の人の家とかが建ち並んでたりして。
いまはぶっきらぼうにアスファルト舗装されているその道を歩きながら、思ったのでした。

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