最後は完全にヒールになってた、錦織くん。

フェレールとのラウンドロビン3戦目。いやぁ、強かった。
コートにでんと構えて、必死のフットワークで返してくるフェレールのボールを、打つというよりさばく感じ。だけどボールの勢いが鋭いので、エースになってしまう。サービスも鋭い球足でエースをとってたし。
終始、無表情。対してフェレールは闘志を前面に押し出して向かってくるので、見る方はどうしても彼の肩を持ちたくなる。
特に3セットめは圧巻。なにごともない表情で、淡々とラブゲーム。ついこの間まで世界のトップ3だった選手を、ここまで追い込んでしまうなんて、まさに憎らしいまでの強さ。錦織くんより、フェレールの方に拍手を寄せる客席の気持ちも、分からないでもない。
まさに昇竜の勢い。
世界で飛躍する日本人をこれまでたくさん見てきたけど、短時間でここまで上りつめたのは、あまり記憶がない。
彼の勢いに押されるように、テレビのライブ中継も決まった。

この若者は、どこまで上りつめるんだろう。

※画像はhttp://news.tennis365.net/news/today/201411/102545.htmlより

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です