贅沢は、やっぱり素敵だ!

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ここは、かばん屋さんや家具屋さんのショールームではないです。クルマ、マセラティのショールームです。

一人ではなかなか怖くていけない場所(笑)。だけど、友人が試乗に行くというので、お願いして付いていきました。

マセラティといえば、ラグジャリーな内装も人気。Top画像でずらりと並んでいるのは、シートや内張で使われる皮革の色見本です。ボディの外装の色はもちろん、ホイールのデザインや種類、内装の色や素材など、何十万通りもの組み合わせからオーダーできるのだそうです。さすが!

そして、試乗。
友人が希望したのはクーペタイプのスポーツタイプ。助手席はディーラーのセールスが座り、僕はリアシートに。アクセルを開けた瞬間から轟音につつまれ、フツーのクルマではないことが分かります。僕が座ってるリアシートの下にマフラーがあるおかげで、エンジンの息づかいや鼓動がほとんどダイレクトに伝わってきます。そのエンジンは4.7リッターのV8。いまどきのエコで汲々としたシロモノではなく、古きよき時代の贅沢でスポーティなハートです。

贅沢のカタマリ。でも、家一軒買えてしまうようなフェラーリやロールスロイスほどの放蕩ではない。ほどよい「贅沢感」は、僕みたいな貧乏人でも、頑張れば何とかなるかな、という気にさせます。そのせいか、売上げは好調なのだそうで。セールスも元気です。

趣味のクルマといえば聞こえはいいけど、はっきりいって無駄遣い。だけど、無駄遣いこそ、楽しい。お酒がなかなかやめられないように、こういう趣味も、いちどハマったらやめられません。
人間って、めんどくさくて複雑で面白いなぁ、と改めて思ったのでした。

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