ないものねだり、なんだと思うんですけどね。結局。
先日、1つの大きなプロジェクトが終わって(何と3年がかり!)、ささやかに打ち合わせをしたのだけど。
「こういうふうに、1つのことを最初から最後までやり遂げるのって、いいなぁ」と、あらためて感じちゃったのです。
コピーライターって、いくつも案件を抱えてまして。僕の場合、メーカーとか、卸、ITベンダー、医療関連とか、比較的硬いお客さんが多いんですけどね。で、Webサイトとか商品カタログとか、チラシとか、インタビューとか、とか。
で、一から十まですべて作業に係わる場合と、スタッフとして「ここだけ」っていう仕事も。どちらかというと、後者の場合が多いかな。
なので、プロジェクト終了の達成感って、実はあんまり感じたことなくて。中には、「あ、終わってたんですね」っていう仕事も。僕ひとりのパフォーマンスには限界があるし、他の仕事との関係もあってひとつの仕事をなかなか集中できない、という事情(言い訳?)もあったり。
それに、カタログとか新聞広告とか、紙の仕事の場合、入稿したり印刷してしまえば「コレで終わり」とピリオドが打てますが。ウェブ関係の仕事は、なかなかそうはいかない。ローンチしたらメンテナンスあるし、そうこうするうちに修正とかSEOとか、、、紙媒体を経験してきた者にとっては「終わった感」「やれやれ感」を思うスキがあんまり見当たらなくて。
フリーって、組織に所属しない分、気楽でいいです。でも、たまに(というか最近?)チームでやるダイナミズムとか、チームだからこそ感じる達成感とかも、結構イイよね。と思うようになっています。トシとったからかな?