会社があるから働く、働くから会社がある?

会社主義と、個人主義の食い違いかな、と。

ノーベル物理学賞で日本人の研究者3名の受賞が大きなニュースとなりました。でもその中の一人、中村修二教授をめぐる「風評」が聞こえるようになった。

曰く、
長年、会社に面倒をみてもらったのに・・・
研究成果が認められないと、後ろあしで砂をかけるようにアメリカに行っちゃったじゃん!
訴訟騒ぎまで起こして、しかも大金をせしめて!
アメリカではたいした成果は残してないし
などなど。

そういう意見をネットで拾って読んでいたら、何となく昔の価値観を感じたわけ。

「お前の話を人が聞いてくれるのは、会社の社名が名刺に刷られてるからだ」なんて、よくセールスの教訓などで聞くわけ何だけど。会社のネームバリューや庇護があるから、俺らはこうして仕事できてるわけだ。なんて先輩の社員が説教垂れてたわけです。

そういう、会社中心主義のような考えがにじみ出てるような。

会社という傘があって、その下に個人が集まって、会社を動かすのか。
特徴やスキルのある個人が集まって会社を形成し、動かしていくのか。

ベンチャーとか新規事業展開などは、後者だと思うんだけどね。

※画像はhttp://credo.asia/2014/10/10/blue_led/より

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