休暇の帰省で、浜松に来ています。
今年、圏央道と中央道がつながったので、僕が住んでいる府中からはとても行きやすくなりました。これまで1時間程度かけて東名川崎インターに出ていたのですが、それが調布インターまで10分程度走ればよくなりました。
また、休日の東名高速は、海老名あたりまで混んでいることがよくあるのですが、その混雑にも巻き込まれずにすむようになるはずです。実際、今回は巻き込まれることはありませんでした。
御殿場の先からは、新東名に入ります。新しくて広くて路面が良いので、“旧東名”よりも速いペースで流れています。BMWやポルシェといった欧州車が、キリッと速いスピードで追い越し車線を通り過ぎていったりします。そういう雰囲気を察してか、速いクルマが後ろから来ると、追い越し車線にいたクルマもサッと道を譲ります。ちょっとした緊張感が漂っているような気がします。
昔々、イタリアのアウトストラーダ(高速道路)を走ったことがあったのですが、あのときのような雰囲気。速く走りたい、急ぐクルマが最優先。ゆっくり走りたい人もそれなりのスピードで走っていいけど、急ぐ人をジャマしない。
これまで日本の高速道路というと、それなりのスピードで、走行車線が空いているのに追い越し車線をだらだらと走るクルマがいたり。高速道路とはいえちょっとゆるい雰囲気で、信号機がなくてちょっと速めに走れる有料道路」という感じ。
新東名ができたことで、なんというか、無言のヒエラルキーというか、優先順位の意識が走る人にできているように思います。自動車交通の新しい秩序ができつつある、というのは言いすぎでしょうか。
新東名では、そんなちょっと新しい光景を見ることができます。ウェブサイトを見ると、「新東名」のロゴはちょっとレトロ調なんですけどね(それはそれでカッコいいんですけど)。
※画像はhttp://www.c-nexco.co.jp/shintomei/より