15、13、11 ・・・画面のサイズです。
僕が使ってきた歴代のノートパソコン。いちばん古いのが左のPowerBook(以下PB)、次に右側のMacBookAir 11インチ、真ん中がいま使っているMacBookAir(以下MBA) 13インチ。
実はこのほかに、10年くらい前に使っていたチタニウムのPB(知っている人しか知らない?)もあって、倉庫の奥にしまってあります。
写真左のPBは重くて大きいので、ほぼ、自宅デスクに据え付け。デスクトップPC状態で使っていました。出張など特別なことがない限り持ち出すことはありませんでした。「持ち歩くこともできるノートパソコン」でしたね。
ところが。仕事の事情で会議や客先での打ち合わせが多くなりました。そうなると、iPhoneやiPadでは不便で。長文のメールや資料のPDFなどは、狭い画面では見にくく、理解しにくい。さらにメールの返事を書こうにも、タッチパネルのなんちゃってキーボードでは長い文章はとてもじゃないけど打つ気になれず。
当時、流行していた安い「ネットブック」を買おうかとも思いました。でも「いまさらWindowsじゃないでしょ」という抵抗感もあり、高級ネットブックを買うつもりで、エイヤッとMacBookAir 11を購入したわけです。値段だけを比べたら、2倍くらいしましたからね。
結果的にこれは正解! 軽くて小さい(iPadよりちょっと大きいだけ)ので、どこでも持ち歩ける。しかも、いつでもすぐに起動してくれるので、メールやデータへのアクセスがとてもラク。会議の途中でもパッと開いて確認できるので、「あのときのあのメール、なんて書いてあったかな」っていうようなお間抜けなことも激減して、会議も仕事もちゃっちゃと進むようになりました。
家に帰ってからもリビングなどでパッとメール確認できたり。そうなると、僕の使用マシンの「地殻変動」が起きます。それまでメインだったPBは自宅デスクでスリープ状態のまま、たたき起こされることは少なくなりました。唯一、MacBookAirよりも画面が大きいので、使われるのは広告やウェブのグラフィック確認のときくらい。
そんなMBA11も寄る年波には勝てず(?)、というか、最近は、PowerPointで100枚以上のページ数を扱ったり、ムービーも編集したりするようになったせいで、さすがにパワー不足、ストレージ不足になってきました。
そこで写真真ん中のMBA13にチェンジ、となりました。今年の春のことです。
こうして考えると、自宅や事務所での作業から、ノマド的モバイル環境へのワーキングスタイルの変化がありました。
また、扱うファイルが大容量になったり、よりパワーが必要な処理をするようになるなど、仕事の内容の変化もありました。
僕の仕事の歴史(そんなたいそうなモノじゃないけど)は、マシンに現れる、とでも言えそうです。
でも、ホント言うと、MBAは13より11の方が「いいネ」な気分なんですけどね(笑)。そのあたりはまた別なときに書こうと思います。