おっ!と、足を止めてみてしまいました。最寄の京王線の駅に貼りだしてあったポスターです。
「ひばピー」だなんて、初めて見ました。キャプションを見ると、どうやら僕が住んでる府中市のキャラクターのようです。
Webで確かめてみたら、府中の介護予防センターの「所属」だそうです(笑)。
市の鳥、ひばりにちなんだキャラクターで、調べたらひばピーのほかにも、府中市勤労者福祉振興公社には「ひばりん」というマスコットもいました(ちなみにWebのURLも「http://www.hibarin.jp」)。ただし、こちらは“2次元”で、ひばピーのようにイベントに顔を出したりはできなさそうですが・・・
先のポスターは、味スタで行なわれる「京王駅伝フェスティバル」の告知。ポスターにはFC東京のマスコットで有名(?)な東京ドロンパや、よみうりランドのランドドッグなどに混じって、ひばピーや、西東京バスのにしちゅんなども登場しています。なんだかものすごいビジュアルですね(笑)。
ふなっしーに「弟」ができたり、西国分寺のにしこくんがネットで話題になったり、ゆるキャラはいまだに大人気。一方で大阪府などでは増えすぎたゆるキャラを「リストラする」という話が出て、それはそれでニュースになったり。
確かに、ゆるキャラを“アイキャッチ”がわりに、知名度や認知度のアップを図るのはいい方法だと思います。ただ、何のプロモーションもやらないと、なんのために予算をかけて作ったのか分からない状況にもなりかねないわけで。なので、ポスターのようなイベントに積極的に参加して「顔を売る」くらいのことは不可欠だと思います。
もっと言うと、熊本県のくまモンのように、「地方の名産を売る」という機能に特化するといったように、具体的な目標設定と、それに従った運用が大切。作って終わり、じゃなくて、作ってからが勝負、なわけです。そういう意味では、Webのコミュニティサイトの運用とも重なる部分が多いように思います。
ちなみに、この「ゆるキャラ」は、発案者のみうらじゅんさんと扶桑社から商標登録されていますので、くれぐれもおかしな使用方法は考えない方がいいと思います。