今日の話題のトップは「吉田調書」が公開されたことと、その報道を朝日新聞が取り消したことです。
この吉田調書を調べようと思って「よしだちょうしょ」と入力したら、「吉田町署」と変換され、そのままの勢いでEnterキーを押したらGoogleの検索表示画面に「牧之原警察署吉田町交番」が表示されてしまいました。
おいおい・・・と思いつつ「よしだちょうしょがこうかい」と、この原稿を書くので入稿したら「吉田町署が後悔」になってしまい、本来書きたかったことより、日本語変換のことを書こうかぁ、ということになった次第。
日本語を書く仕事なので変換は重要と思って、パソコンで書くようになってからずっとATOKを使っています。もう20年近くなるでしょうか。
その間、同音異義語の判断とか、連文節変換とか、その文節の切り方とか、いろいろ細々と進化してきました。前後の言葉の意味を判断しながら文節を切ったり変換したりするせいか、一気に入力した方が精度が高いようです。
以前は、
「好調先生」とか
「老化を走る」などなど、
楽しい変換の数々で、殺伐とした仕事場の雰囲気をなごませてくれたりもしましたが、そんなこともかなり減ってきたように思います。
最近では、「ぐっど」と入力すると、
「グッド」のほかに
「Good」
「d(^_^o)」
も候補に出してくれます。簡単な英文なら日本語を入力するだけで、英文が書けます。「How are you」とか。
さらに、「しゅみれーしょん」と打つと
「シュミレーション<<シミュレーションの誤り>>」
などと間違いを指摘してくれたり、
クラウドから世の中で話題になった変換候補の情報を集めてきているので、先日に大活躍した
「にしこり」くんの名前も
「錦織圭」とフルネームで候補を出してくれたり。
ここまで賢くなったんだから、人間の声を聞かせればそれを文字に変換してくれないかな、と思うんですよね。そうすれば、取材のテープ起こしなんかもすごくラクになるし。
さらに進んで、僕に代わって原稿を書いてくれないかなぁ、なんて思ったり(笑)。あ、でも。そうなったら、僕はお払い箱になっちゃいますね、ダメだ!
なんだか今日は、ATOKのおかげで脱線したエントリになってしまいました。
※画像は「http://www.yelp.com/biz/牧之原警察署吉田町交番-榛原郡-吉田町」より。吉田町署は、ここにあるそうです。