Jリーグの放映権が、2000億円で売れる時代になった

2000億!と聞いてビックリしたけど、10年契約。なので、年平均で200億円程度(記事によればスライド制)。しかもJ1からJ3までの3リーグすべてなので、1チームあたりの分配金はいくらになるのか。でも、経済基盤の弱い下位リーグのチームには朗報だと思う。

 Jリーグは英動画配信大手パフォームグループと、2017年から10年間の放映権契約を結ぶことで合意した。Jリーグが受け取る放映権料は総額2000億円超と現契約の約7倍となり、日本のスポーツ放映権として

情報源: Jリーグ放映権2000億円、英社と契約 スマホに配信

ちなみに、世界はどうなっているかというと、プレミアリーグは3年で約1.3兆円(95億ユーロ)。ブンデスリーガは約1170億円(8億3500万ユーロ)。ケタが違う(笑)。

  契約期間は2016年から2019年の3年間で、95億ユーロ(約1.3兆円)となっているようだ。この結果、プレミア各クラブは分配金により約50%収入がアップすると言われている。

 同紙は、ブンデスリーガの2016-17シーズンの放映権料が8億3500万ユーロ(約1170億円)と明かし、それと比較して比べものにならない数字だと述べている。

 この巨額の放映権料の内訳は3シーズンで69億ユーロ(約9700億円)がリーグの放映権料となり、さらに海外放映権料が26億ユーロ(約3700億円)となっている様子。

 同紙によれば試合放映だけでの収入がプレミアリーグに匹敵するクラブはないようで、昨季の降格したカーディフですら7600万ユーロ(約106億円)で、バイエルン・ミュンヘンの3700万ユーロ(約51億円)の倍だという。

情報源:プレミアリーグが放映権料約1.3兆円の巨額契約を締結

記事によればプレミアリーグ>>>ブンデスリーガ、だが、Jリーグと比べたらブンデスだって遙かに羨ましい。放映権という“モノサシ”のおかげで、僕らのJリーグの立ち位置も分かるようになったともいえる。
でも、放映権料という、ブンデスリーガ隆盛のきっかけとなった「ビジネスモデル」を手に入れたことで、これからのJリーグの充実に期待したい。

ただ、放映権料といってもテレビ放映ではなく、ネット配信の権利料がメイン。これからは、スマホやPCで観戦するスタイルがますます主流になっていくんだろう。その逆に、テレビコンテンツはさらに先細りして、メディアとしての存在感をますます失っていくのではないか。それも気になった。