あれが良い質問だったなんて、いくらなんでも我田引水が過ぎる。

リオオリンピックが大変なメダルラッシュということでマスメディア各局は大喜びです。テレビは軒並み高視聴率。ネットニュースのアクセス数も好推移し、関係者たちはホクホクなのだとか。そんな中、体操の内村選手への下記インタビューに対して、大きなバッシングが起こっています

情報源: 海外メディアが内村選手に「失礼な質問」をしたって?いや、それは完全に逆です。

と、長谷川さん。そして、こんな感じで続けます。

どこの国の記者の質問かは分かりませんが、彼の質問によって

・内村選手は反論の機会を得て
・2位・3位の選手がどれだけ内村航平という選手をリスペクトしていて
・彼らの受け答えから、彼ら3人の競技以外の側面・人間関係まで垣間見えた

気はしませんか?

スポーツとか、スポーツマンの本質をあぶり出すのに良い質問だった、グッジョブだったと。

でもそれって、結果論じゃないか。我田引水が過ぎるんじゃないか。

スポーツの世界にも人種差別的なことを言う人はいまだ残っていて、テニスの錦織選手もアジア人ということで失礼な質問をされることがあるという。白人優位のF1レースで、ブラジルからやってきたアイルトン・セナが冷遇、蔑視されたのは有名な話だ。

「今回は白人選手が勝つチャンスだったのに、アジア人のあなたが優遇されてるせいで優勝できなかった」
今回の、内村選手への記者会見で、記者のそんな気持ちがあったんじゃないか。
長谷川さん、指摘するなら、そっちの方だと僕は思うよ。