ハロー! ハロウィーン

パンプキンカラーにデコレーションされたベビーカーと、今朝すれ違いました。保育園の一団で、まだよちよち歩きもできない園児を何人か乗せて移動するための柵のある大きなベビーカーが一緒にいたのですが、その柵がかぼちゃとオレンジのテープで彩られていました。

ハロウィーンですね。
今から20年以上も前、90年代の頃です。平日に横浜に遊びに行ったとき、不思議な子どもの集団を見かけたのを今でも憶えています。
魔法使いのようなとんがり帽子を被ったり、マントを着たり、そんな一団がワーッと気勢を上げて、住宅街をあっちにいったりこっちに行ったりしています。
そのときは全くわけが分からなかったのですが、「あれがハロウィーンだったんだ!」と、あとから気付きました。山手の高台、外国人も多く住む一角のことだったので、多分、その子どもも多くいたと思います。今から思うと、あれが「正統派の」ハロウィーンだったのでしょう。
あれから、あっという間に日本中に広まりました。お菓子屋さんやケーキ屋さんはもちろん、雑貨屋さんに行けばデコレーションのグッズや置物がたくさん売られていますし。僕のお客さんの動物病院でも、待合室がかぼちゃのオーナメントで飾り付けられていました。
ちなみに、大学生の子どもが軽音のサークルに入っているのですが、昨日の日曜日、「ハロウィーン・ライブ」をやっていました(笑)
近所の町内会でも、トップ画像のようにハロウィーンでちょっと盛り上がっています。この裏に公園があるので、そこでちょっとした飾り付けや町内会の集まりをやっているようです。提灯の飾り付け、それにタイトルもなんだかかわいらしくて微笑ましい感じです。
夏から秋、体育祭などがあるけれど、クリスマスにはまだちょっと気が早い感じ。でも、何かモチベーションというかフックになるイベントが欲しいな。なんて思ってたところに、ちょうどみんなが、このハロウィーンを“発見”したのだと思います。
オレンジ色のかぼちゃの飾り付けも、かわいくてアイキャッチになりますし。また、そのオレンジ色、紅葉と同系統の色で秋を感じさせます。そんな季節感を感じるところも、日本人の「ツボ」にハマったのかも、とも思ったのでした。