ハロウィン、バレンタインを抜く!

すごく前のことだけど、平日に休みを取って横浜・元町に遊びに行ったら、坂上の住宅街でヘンなカッコをした子どもたちが列を作って走り回ってる。

口々に叫んだりして。住宅街のあっちの方に消えていったと思ったら、また現れて、つぎは向こうへ。

なんだろうね、と言いながら見物してた。いま思うと、スヌーピーのワンシーンみたいでかわいかったな。 

※画像は今の風景、出典はここ

あのときは横浜の、それも外人居住が多い山手の一角の光景だったけど、今ではすっかり日本のすみずみまで馴染んじゃって。

先日、千葉の奥の方に行ったけど、コンビニでも飾り付けを売ってた。かぼちゃなら、隣の畑で作っていそうなのに(笑)

「昨年のハロウィーンの経済効果は1100億円に上り、バレンタインデーの1080億円、ホワイトデーの730億円を抜き去りました。すでに、6740億円のクリスマスに次ぐビッグイベントです。そもそもは、9月から11月にかけてのイベント端境期に消費を刺激する起爆剤を、という流通業界の仕掛けによるものでしたが、3.11を契機に強まったつながりを重視する風潮が後押しになった。子供、両親、祖父母の3世代が一緒に楽しめるし、家族もシングルも男性も女性も盛り上がれる。消費のボリュームゾーンの広さがハロウィーンの強みです」
経済効果はバレンタイン超え 2015年「ハロウィン」最新動向

考えてみればハロウィンは、お菓子どころか、お酒は飲んじゃうし、仮装するし、飾り付けちゃうわ、パーティするわ、あれやこれや広がりがすごい。
しかも、自宅から会社まで、商店街からTDLまで、幼稚園から介護施設まで!!

対してバレンタインは基本的にチョコレートで、カップルでまったりとして終わってしまうからね。義理チョコ、友チョコも限界が見えてきた感じだし。

夏が終わってクリスマスまで、流通や観光業界では主立ったイベントがなかったのが悩みのタネだった。そこで業界がこぞってハロウィン商戦を仕掛けていたわけ。

で、ここにきてキャズムを越えた。みんな一気に“神輿”に乗った感じ。このお祭りは、これからもっと盛んになるはず。 

このグラフを見ていたら、心臓の鼓動がどんどん強まってるみたいで、見ているこっちもなんだかドキドキしてきたw